廣瀨 数樹 院長(反町ひろせ歯科クリニック)のインタビュー

反町ひろせ歯科クリニック 廣瀨 数樹 院長

反町ひろせ歯科クリニック 廣瀨 数樹 院長 (KAZUKI HIROSE)

『鶴見大学歯学部』卒業後、『医療法人財団麗歯会』で理事・分院長を歴任。PESCJ認定医取得。歯科技工士・介護福祉士資格を持つトリプルライセンスドクター。令和2年、反町で開院し今に至る。(東急東横線 反町駅 徒歩1分)

手に職をつけたいという想いから工学部から歯学部へ

私は元々工学部に進んでいましたが、その後、歯学部へと進路を変更しました。叔父が歯科医師をしていたこともあり、将来について考える中で様々な本に触れるうち、歯科の仕事が楽しそうだと感じたのです。また何より、手先を動かす仕事が好きでした。手に職をつけたいという想いもありました。

『鶴見大学』を卒業後、大手法人で勤務し、院長を5〜6年務めました。当初は口腔外科に進みたいと考えていたため、実際の仕事内容にギャップを感じることもありました。しかし、現在の分野に携わるうちに面白さを感じるようになり、特に地元の皆さんの歯を診ることで、地域への貢献度の高さにやりがいを覚えるようになったのです。

開業後は、さらに専門性を高めたいという想いから、『ペンシルバニア大学』の歯内療科のプログラムを日本で受講する機会を得て修了しました。現在は『ペンシルバニア大学スタディクラブインジャパン』の認定を受け、根管治療のスペシャリストとして診療しています。

地元・反町での開業と定期管理型医院としての特徴

令和2年頃、この反町で開業しました。地元に近く馴染みがあったこの場所で、生まれ育った街の皆さんの歯を診られることに、心から感謝しています。当院は根管治療を専門とし、できるだけ歯を残したいという考えに基づいて治療を行っています。また、衛生士が定期的なクリーニングを行う認定も取得している定期管理型の医院です。虫歯治療よりも検診や予防の方が重要。この考え方は勤務医時代から15年以上変えていません。患者層については、以前働いていた金沢区方面と比べ、この地域は働く世代や単身世代の方が多いですね。近隣に大学が複数あることも影響してか、比較的若い患者さんが多いと感じています。また、私が根管治療の専門家であることから、地元だけでなく、他院で治らなかった患者さんも多く来院されます。横須賀、東京、山梨方面など、幅広い地域から専門性を求めていらっしゃいます。

 

妥協しない開業の理念と世界基準の治療を支える設備

ユニットは3台と少ないですが、アメリカの大学のプログラムに参加した経験から、世界的な基準の治療を提供できるよう心がけています。日本ではあまり導入例がない光学スキャナーやマイクロスコープ、安全性確保のための生体モニターなどを備えています。私が所属するスタディグループでは、世界基準で治療を提供することを重視しています。やりたい治療ができるよう、最低限の設備には妥協したくありませんでした。無理をしてでも設備を揃え、皆さんに基準の高い医療を届けたいと考えています。

すべてを伝える誠実さと徹底したインフォームドコンセント

日々心がけているのは、妥協しない治療です。なるべくやり直しがないように努めています。私は根管治療の専門家として、患者さんよりも知識が豊富です。だからこそ、専門知識をしっかりと説明します。その上で、治療を受けるかどうかを決めるのは患者さん自身だと考えています。「後から知らなかった」と言われるのが一番嫌なので、良いことも悪いことも全て伝えます。高額な治療であっても、選ぶのは患者さんですから、すべての情報を提供します。印象に残っている患者さんがいます。他の病院から紹介された根管治療の方で、治らず抜歯を勧められたものの、歯を抜きたくないという強い希望をお持ちでした。

当院で治療が成功し、その方が大変喜んでくださったのですが、紹介元の病院が開催する忘年会に招待されたのです。院長先生と患者さん30〜40人が集まる会で、このような経験は初めてでした。私は根管治療だけを専門として行い、治療後に元の病院へ患者さんをお返しするケースが多いです。専門治療のみを担うことで、元の先生方や患者さんのストレスを減らし、治せる可能性を高められると考えています。

 

痛くなる前に来てほしい

地域の皆様にお伝えしたいのは、何よりも歯を大切にしてほしいということです。進行した虫歯の多くは、痛みなどの自覚症状がないまま進みます。痛くなってから受診すると、お金も時間もかかるし、痛い思いもします。痛くなる前に、定期的に診てもらってください。初期の虫歯なら、削らずに済むなど対応方法が豊富にあります。実際、進行が進む前の段階で来ていただければ、私たちも最小限の治療で済みますので、お互いにハッピーです。

皆さんが歯の治療を後回しにする理由の一つは、日本の医療費が安いからだと思います。アメリカでは根管治療は大変高額な費用がかかり、特別な訓練を受けたスペシャリストでないと基本的には治療できません。だからこそ、海外では予防に対する意識が非常に高いのです。日本では保険で担保された治療が1万円程度でできるため、つい後回しにしてしまいがち。でも、それは日本の医療が非常に恵まれているということでもあります。今後は根管治療を続けながら、後輩への指導や講演、セミナーなども行っていきたいと考えています。自身が学んだことを下の世代に伝えていきたいです。お困りの時は何でも相談しに来てください。皆様の大切な歯を守るお手伝いをさせていただきます。

 

※上記記事は2025年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

反町ひろせ歯科クリニック 廣瀨 数樹 院長 (KAZUKI HIROSE)

反町ひろせ歯科クリニック 廣瀨 数樹 院長 (KAZUKI HIROSE)

  • 出身地:横浜市神奈川区

INFORMATION

反町ひろせ歯科クリニック

電話 045-534-5760
所在地反町3-18-1 ラフィネ横浜1F
最寄駅反町駅 徒歩2分、神奈川駅 徒歩6分、東神奈川駅 徒歩11分
診療時間[月・火・木・金]9:30 ~ 13:00 14:30 ~ 18:30
[土]9:00 ~ 13:00 14:00 ~ 17:30
[日]9:00 ~ 14:00
休診日水曜・祝日
診療科目 歯科 矯正歯科 小児歯科 歯科口腔外科