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井澤 圭詞 院長(井澤歯科医院)のインタビュー

井澤歯科医院 井澤 圭詞 院長

井澤歯科医院 井澤 圭詞 院長 (KEISHI IZAWA)

『鶴見大学歯学部』卒業後、同大学にて臨床研修を修了。その後、歯科医院での勤務を経て、父の代から続く『井澤歯科医院』を継承。現在は院内診療に加え、訪問診療・障がい者歯科にも精力的に取り組む2代目院長。(JR鶴見駅西口 徒歩15分/市営バス 佃野 下車徒歩2分)

祖父から父へ、そして私へ。3代続く地域の歯科医院

当院はもともと祖父が『清水歯科』として開業し、父が『井澤歯科医院』として引き継ぎ、現在は私が2代目として引き継いでいます。歯科医師を目指したことには、特別なエピソードはありません。子どものころはラーメン屋やバイク屋になりたいと思っていたくらいです。姉が歯学部に進んで歯医者になったことと、父が働く姿が日常にあったこと。そういった環境が自然と自分をこの道へ向かわせたのだと思います。また漠然と長男は家業を継ぐものだとも思っていました。『鶴見大学歯学部』を卒業後、『鶴見大学』にて臨床研修を行い、その後別の歯科医院で3年間勤務してから当院に入りました。父と2人体制で、父が訪問診療、私が院内診療を担当していましたが、父が亡くなったことで、両方を担うことになりました。患者さんの中には、祖父の代からずっと通ってくださっている方もいます。「あの頃はこうだったよ」と、私が逆に昔のことを教えてもらう場面もあるんです。そうした長いご縁を大切にしながら、今日も診療を続けています。

「やられちゃった」と思わせない。説明を尽くす診療スタイル

診療で一番大切にしていることは、患者さんに治療内容をきちんと把握していただいてから処置を始めるということです。歯の治療中、患者さんご自身には口の中が見えません。何をされるかわからないまま進んでしまうと、帰宅してから「抜かれちゃった」「やられちゃった」という気持ちになることがある。それが私はとても嫌なんです。以前、患者さんから「痛くもない歯を抜かれたことがある」という話を伺いました。説明が十分に伝わっていなかったのかもしれないと今でも、そう思っていただかないように丁寧に説明しています。どうしても患者さんは歯医者に言われると、よくわからなくても「はい」と答えてしまいがちですよね。そういう状況を少しでもなくしたいと思っています。処置の前にはできる限りお話をして、患者さんが納得した上で治療が始められる環境を整えること。それが私のスタイルです。

毎日、訪問診療へ。「院内と同じクオリティを外でも」

平成20年より、父が訪問診療を始めました。「歯科医院に行きたくても通えない」という声がきっかけでした。足が遠のいてしまった患者さんを継続して診ていきたいという思いから生まれたこの取り組みを、私も引き継いでいます。現在は毎日訪問に出ており、午前・午後とお宅へ伺い、その合間に院内の患者さんを診ています。横浜は坂の多い街で、移動だけでも一苦労される方が少なくありません。「先生が来てくれるから助かる」という言葉が、何よりのやりがいになっています。訪問先は院内とは環境が異なり、狭い場所で難しい体勢になることもあります。それでも父が「院内でやることをそのまま外でもやりたい」と揃えてくれた機材のおかげで、できる限り同じクオリティの治療を届けられるよう心がけています。

障がいのある方も「通える歯医者」に。丁寧なステップアップで

当院では、知的障がいや自閉症、脳性麻痺、認知症など様々な障がいをお持ちの方の歯科診療にも対応しています。父が隔週で障がい者歯科のセンターへ赴く中で、手術の優先順位などの関係から、メンテナンスを希望する患者さんが2〜4か月待ちになることもあったそうです。「メンテナンスだけでいいのに来られない」という方のために、当院でも受け入れられないかと父が始めたのがきっかけです。現在はメンテナンスや比較的シンプルな処置は当院で対応し、全身麻酔が必要なケースは『鶴見大学』やセンターと連携しながら進めています。障がいのある方の中には、歯医者が初めてという方も少なくありません。そういう方にはまず、イスに座って話すところから始めます。鏡でお口の中を見るだけでも立派な一歩。「今日はここまでできたね、次はどこまでやってみようか」とゆっくりステップを踏んでいきます。時間はかかりますが、安心できる環境を作ることが、その後の治療をスムーズにする大切な準備だと思っています。できる限りお力になりたいので、気軽に相談いただきたいと思っています。

気軽に寄れる場所でありたい。これからの井澤歯科医院

当院には父の代から長くお越しの患者さんをはじめ、最近では30〜40代の方も少しずつ増えてきました。地域に馴染んだ関係性を大切にしながら、どんな方にも「またすぐ寄れる場所」であれたらと思っています。歯医者が苦手な方も、朝一番に気合を入れていらっしゃる方も、来てよかったと少し気が抜けるような空間でありたいです。「こういう医院にしよう」という明確な答えは、まだ模索中です。父が築いてきたものを守りながら、自分なりの色を少しずつ見つけていく。その途中にいるからこそ、日々の診療がそのまま答えになっていくのだと感じています。分からないことがあれば何でも聞いてください。分かる範囲でお答えし、分からないことは勉強してからお伝えします。何も心配されずに、気軽に来ていただければ嬉しいです。

 

※上記記事は2026年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

井澤歯科医院 井澤 圭詞 院長 (KEISHI IZAWA)

井澤歯科医院 井澤 圭詞 院長 (KEISHI IZAWA)

  • 出身地:横浜市鶴見区
  • 好きな言葉:ひとてま

INFORMATION

井澤歯科医院

電話 045-585-1288
所在地下末吉1丁目1−18
最寄駅鶴見駅 徒歩15分、京急鶴見駅 約1.4km、鶴見市場駅 約1.5km
駐車場2台 メリアデンタルクリニック前に専用駐車場2台あり
診療時間[平日]9:00 ~ 13:00 15:00 ~ 19:30
[土曜日]9:00 ~ 15:00
休診日水曜(第2・4週)・木曜(第1・3・5週 )日曜・祝日
Web https://www.izawa-dental-c.com/
診療科目 歯科
特徴 ●訪問歯科診療●障がい者歯科●一般歯科●スポーツマウスガード●インプラント治療相談●鎮静法