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横山 大一郎 院長(横山歯科医院)のインタビュー

横山歯科医院 横山 大一郎 院長

横山歯科医院 横山 大一郎 院長 (DAIICHIRO YOKOYAMA)

日本歯科大学卒業の後、日本歯科大学大学院生命歯学研究科・歯科臨床系(歯学博士)修了。
日本歯科大学生命歯学部歯科補綴学第2講座在職。2013年より「横山歯科医院」に勤務し、2021年より院長に就任。現在に至る。

生まれながらに背負った使命感

86年前、祖父によって創業された「横山歯科医院」は、父に引き継がれ、その重みをものごころ着いた時分から肌身に感じて来ました。母方も医療関係者ばかりだったので、人の生命や健康に携わる使命感、のようなものがあったのかも知れません。特にどうこうせよと言われた記憶はないのですが、手先が器用なのは受け継いだ能力でしょうか。
幼い頃からプラモデルやラジコンなどの細かい作業を苦もなく、むしろ好んで組み立てていましたし、根を詰めて集中する作業や、形が出来上がっていく工程が好きでした。図画工作も得意でしたし、石を削って文字を刻む篆刻に没頭していたこともあります。
ですから、歯科医師への道を歩み始めたとき、「補綴」を専門に選んだのは、当然の流れかも知れません。

良い状態を保てる丁寧な治療

ご来院いただいた患者さまの、(口腔内の)感染の除去、炎症の除去が最も優先されるべき事項であり、その後機能回復、審美回復を考慮しています。治療した歯が、長く良い状態を保てる、そんな丁寧な治療を心掛けています。地域医療に従事する歯科医師のひとりとして、患者さまお一人おひとりの「人生」という長いスパンを共に伴走できるような、信頼いただける歯科医師であり続けたい。患者さまご自身のみならず、ご両親さま、お子さま、ご家族さま、全ての皆さまの「歯」の健康をトータルで診ていける、地域に根ざした歯科医師であり、「横山歯科医院」でありたいと願っています。

「歯」の欠損を治す意義とその治療法

口腔内の疾患とは、主に「歯」の部位では、硬い組織が溶かされ、やがて最も重要な歯髄(神経)を侵していく崩壊のプロセスを示します。う蝕(虫歯)は虫歯菌(ミュータンス菌)が原因であり、歯周組織の部位では、歯周病菌という別の細菌が元で起こりますが、著しく進行すれば歯茎や骨(歯槽骨)が溶けてしまい、歯を支えきれなくなり、歯の欠損が生じ、口腔内の機能低下が生じます。そうなる前に、また、そうなった状態から欠損した組織の形態と機能を人工物によって修復することが「補綴」という治療です。歯科における補綴とは、歯が一部欠けたり、もしくは完全に失われたりした際に、人工物で補って噛む機能と審美(見た目)を回復させる治療の総称です。

 

主に3つのカテゴリーに分類され、

●歯の形を「修復」する補綴

歯根が残っており、土台として使える状態で行う治療インレー、アンレー、クラウンなど、削った部分にはめ込む詰め物や、歯全体を覆う被せ物を補填します。

●欠損した部分を「繋ぐ」補綴

抜けた歯の両隣を支柱にする方法で、例えばブリッジなどの一体型の被せ物を装着します。

●土台から作り直す、或いは置く補綴

広範囲の欠損や支柱となる歯が無い場合、義歯(入れ歯)や人工歯根を用いたインプラント治療があります。

 

失われたピースを埋める「補綴」治療ですが、どのような治療法を選択することが、患者さまにとってベストな選択であるかを共に考え、更に、「次」に進んでしまった場合も想像し、どうやって噛むのかを念頭に、全体バランスを考えるよう留意しています。

研究を積み重ね、強度と審美性を兼ね備えた「補綴」治療

もちろん、ご自身の健康な「歯」に勝るものはありません。しかし、う歯や歯周病などの疾患、怪我などの外傷を伴ったことにより、ままならない状況は年齢を重ねる毎に増えてしまうかもしれません。失った部分を補完する補綴治療ですが、どのようにすれば元々の歯に遜色ない美しさを伴えるのか、以前と変わりなく機能的に回復出来る(噛める)のか…わたしはそれらのことについて長年の間、研究と臨床を重ねて参りました。強さと美しさを兼ね備えた「補綴」のために必要だと思われる幾つかを取り上げてみましょう。

 

・治療計画方針…審査データを元に治療ステップを確定する。

・支台歯形成と精密な型取り(印象採得)…場合によっては既製品ではない各個トレーを用いる場合もあります。
・素材(マテリアル)の選択…ガラスセラミック(長石系やニケイ酸リチウム系)、ジルコニアセラミック、FeldspathicLayeredZirconiaCrown(ジルコニアフレームに陶材を盛り付けたもの)など材質に合わせた特製を活かし、マテリアルを組み合わせて採用することもあります。
・技工の工夫…単独歯の修復であっても、光の透過性や周囲の歯との均一性を合致させるため、フルカットバックデザイン(フレームのデザイン)に拘り、内部からの色調を構築します。材質に合わせた特性を活かし、審美性と強度を兼ね備えた人工物の製作します。

象牙質の個性的な色合いや、光の透過性、グラデーションなど、細やかな色の表現に集中し、オパールのような輝きを再現するにはどうすれば良いのか。噛むための強度をとことん追求し、僅か1㎜にも油断しないことが、患者さま唯一無二の「歯」になるのだと、わたしは矜持しているのです。

1日1日を大切に、100年目の「横山歯科医院」を目指して

戦火を逃れ、縁者を頼りに移り住んだこの鶴見の地に根を張り、80有余年。超高齢化が進む日本の中で、鶴見も例外ではありません。歯科医院での診療も然る事ながら、「補綴」治療はもちろんのこと、多くの方が疾病を抱える歯周病に尽力し、そうなる前の予防歯科の重要性を、これからも地域の皆さまに伝えていきたいと考えています。繊細な歯科治療を、丁寧に誠意を持って、真摯に取り組むー創業100年を目指して「横山歯科医院」は、1日いちにちを大切に診療しております。

 

※上記記事は2026年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

 

 

横山歯科医院 横山 大一郎 院長 (DAIICHIRO YOKOYAMA)

横山歯科医院 横山 大一郎 院長 (DAIICHIRO YOKOYAMA)

  • 出身地:横浜市保土ケ谷区出身
  • 趣味:ヨット(海技免許1級取得)、ディンギー
  • 好きな場所:海
  • 好きな映画:「トップガン」、「マーヴェリック」(トムクルーズ) 
  • 行きたい場所:奄美大島
  • 好きな本:料理のレシピ本
  • 好きな音楽:「鬼滅の刃」主題歌
  • 座右の銘:「細く長く」

INFORMATION

横山歯科医院

電話 045-581-7052
所在地北寺尾1-4-18
最寄駅鶴見駅 約1.8km、京急鶴見駅 約2.0km、花月総持寺駅 約2.1km
診療時間[月・水]9:00~12:00 14:00~20:00
[火・金・土]9:0~12:00 14:00~18:00
休診日木曜・日曜・祝日
支払方法現金
Web http://www.yokoyamadental.net/
診療科目 歯科