ピラティススタジオ『ルルト』 あざみ野・たまプラーザ店 下村 やよい インストラクター (YAYOI SHIMOMURA)
専門学校で理学療法士の資格を取得後、病院で約10年リハビリに従事。出産後にピラティスと出会い、予防医学の可能性に惹かれて昨年4月に転身。ピラティススタジオ『ルルト』あざみ野・たまプラーザ店で店長を務め今に至る。(田園都市線 あざみ野駅 徒歩6分 たまプラーザ駅 徒歩11分)
理学療法士からインストラクターへの転身

専門学校で理学療法士の資格を取得後、新卒から約10年間、病院でリハビリの仕事に従事していました。患者さんの回復を支える日々は充実していましたが、実は当初からこの道を目指していたわけではありません。もともと興味があったのは接客業や観光業。学校説明会も、そちらの分野ばかり回っていました。しかし東日本大震災の影響で海外観光客が減った時期、親から「手に職をつけて安定して働ける仕事がいいんじゃない?」と勧められたんです。そこで選んだのが、病院でのリハビリ職でした。運動はもともと得意ではなく、学生時代の部活動も文化部。むしろ運動は嫌いな方でした。そんな私がフィットネスの世界に身を置くことになるとは、当時は想像もしていませんでした。人生、何がきっかけになるかわからないものですね。昨年の4月にインストラクターに転身し、このスタジオで店長を任されることに。新しいキャリアの第一歩を踏み出し、毎日が学びの連続です。
出産後の経験が導いた新しい道
私がピラティスと出会ったのは2年ほど前のこと。出産後の体調不良やメンタルの落ち込みを経験していた時、知り合いに勧められて軽い気持ちで始めてみたのがきっかけです。実際にやってみると、理学療法士としての知識があるからこそ、体が良くなる理由が腑に落ちて素直に感動しました。解剖学や運動学で学んだことが、実際の体の変化として実感できる。この感覚は、元医療従事者ならではのものかもしれません。そして何より、運動嫌いだった私が唯一「楽しい」と心から思えたのがピラティスだったんです。この経験を通じて気づいたことがあります。病院では悪くなってからリハビリをする。でも、痛くなる前に予防することの方がずっと大切なのではないか。多くの方が体の不調を感じながらも、悪化するまで放置してしまう現実を、病院で何度も見てきました。不調を未然に防ぐことを目指したピラティスの可能性に強く惹かれ、この世界に飛び込む決意をしました。
解剖学・運動学的根拠に基づいた『ルルト』の強み

『ルルト』という名前は、身体を変える「最短ルート」に由来しています。理学療法士が監修し、解剖学・運動学的根拠に基づいてお客様の体を変えていく。このコンセプトに惹かれ、自分の経験が活かせると感じて入社を決めました。このスタジオの特徴は、理学療法士の資格を保持している人、フィットネスやヨガの経験が豊富な人がおり、全員が厳しい研修を経て店頭に立っています。他のスタジオとの違いは、この専門性の高さにあると考えています。
身体の構造や動きの仕組みを理解しているからこそできることがあります。例えば、ヘルニアなどの持病や痛みを抱えている方に対しても、やってはいけない動き(禁忌)を正確に判断しながら適切な指導ができる。一般的なスタジオでは難しいケースでも、私たちなら対応できることが多いんです。状態によっては病院受診を勧めることもあり、そうした安全面への配慮が、お客様の安心につながっているのではないかと思います。設備面では、あざみ野エリアでは珍しく、リフォーマー、キャデラック、チェアという3種類のピラティスマシンを完備しています。これらを組み合わせることで、エクササイズの数は1000種類以上。その中からお客様一人ひとりの体の状態、目標、生活習慣に合わせて最適なメニューをピックアップして、オーダーメイド感の強いレッスンを提供しています。同じ肩こりでも原因は人それぞれ。その方に本当に必要なエクササイズを見極めることを大切にしています。
3ヶ月で体を変える。習慣化へのこだわり
よく聞かれるのが、どのくらいのペースで通えばいいかという質問です。基本的にお伝えしているのは、週に1回、月4回のペース。運動を習慣化し、変化を定着させるため、単発利用は受け付けていません。私たちが目標にしているのは「3ヶ月で体を変える」こと。筋肉が学習して姿勢が変わるまでには、それくらいの期間が必要なんです。1回や2回のレッスンでは一時的な変化しか得られませんが、3ヶ月しっかり続けていただくことで、身体の変化が定着しやすくなります。まずは3ヶ月、続けていただくことを大切にしています。1回のレッスンは50分間です。
お客様は20代から70代まで、幅広い年齢層の方にご利用いただいています。
体も心も変わる。ピラティスの可能性
通われているお客様の中に姿勢の悩みを抱えた、とても寡黙な方がいらっしゃいました。最初の頃は必要最低限の会話しかなく、表情も硬い印象でした。でも通い続けるうちに、少しずつ変化が現れたんです。笑顔が増えて、自分から話しかけてくださるようにもなりました。体の変化が心にも影響を与える。ピラティスにはそんな力があるのだと、あらためて実感した出来事でした。長く関わり合えるこの仕事の喜びを感じています。病院のリハビリは、症状が改善すれば終了。でもここでは、期限なくお客様と信頼関係を深めていける。その方の人生に長く寄り添えることが、何よりも嬉しいですね。現在ピラティスはブームと言われていますが、一過性で終わらせたくありません。女性だけでなく、男性やご高齢の方にとっても当たり前のものになってほしい。「体の変化を感じるならルルトだよね」と地域で愛され、信頼される存在になれるよう、スタッフ一同、日々勉強と研修を続けています。「なんとなく不調があるけれど、これが当たり前」だと思わないでください。年齢のせいだと諦める必要はありません。習慣や行動を変えれば、体は応えてくれます。肩こりや腰痛などの些細なことでも、興味があればぜひピラティスを選択肢に入れてみてください。皆様の変化を全力でサポートします。
※上記記事は2026年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

ピラティススタジオ『ルルト』 あざみ野・たまプラーザ店 下村 やよい インストラクター (YAYOI SHIMOMURA)
ピラティススタジオ『ルルト』 あざみ野・たまプラーザ店 下村 やよい インストラクター (YAYOI SHIMOMURA)
- 出身地:千葉県柏市
- 趣味:子供と鉄道巡り
- 好きな場所:八丈島
- 好きな音楽:『Mrs. GREEN APPLE』
- 好きな映画:『マイインターン』、『プラダを着た悪魔』
- 好きな本:『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』
- 好きな言葉:今に集中する

