金 暎勲(青葉台ファースト歯科)のインタビュー

青葉台ファースト歯科 金 暎勲

青葉台ファースト歯科 金 暎勲 (YOUNGHOON KIM)

東京医科歯科大学歯学部を卒業後、東京医科歯科大学歯学部附属病院で研修医として勤務。
医療社団法人ファイブエスグループである新百合ファーストデンタルなどを経て、令和8年3月、青葉台ファースト歯科の院長となる。

泣きじゃくる子どもだった私に芽生えた、歯科医師への憧れ

私は韓国・ソウル出身で、幼い頃は虫歯が多く、泣きじゃくって小児歯科に通うのも大変な子どもだったと聞いています。それでも通っていた歯科医院の先生はいつも笑顔で優しく接してくださり、「自分も泣いている子どもを安心させながら治療できる歯科医師になりたい」と憧れを抱くようになりました。また、おばあちゃん子だったこともあり、入れ歯の調整といった治療が身近だったことも歯科医師を意識するきっかけの一つです。
その後、ソウルの大学で電子電気工学部に進学しましたが、1年ほどで「やはり医療の道に挑戦したい」思いが強くなりました。韓国で浪人するのか、日本の文部科学省の医療系進学に向けた奨学金制度に挑戦するのかで迷い、最終的に日本を選びました。試験に合格し、日本で医療を学ぶ機会を得られたことは、とてもありがたかったですね。

日本で切り開いた、歯科医師への歩み

文部科学省の奨学金制度には大阪大学での準備課程があり、1年間で日本の高校生レベルまでの学力を身につけられます。教育カリキュラム自体は韓国と大きく変わらないので、古文や漢文など日本語に関する分野を集中的に学びます。祖父が大阪にいたことや、J-POPなど日本文化が好きで日本には元々親しみがありましたが、勉学においての日本語や、19歳で初めての海外での一人暮らしは大変でしたね。
それでも1年間励んだあと医学部・歯学部などの進路を選ぶ中で、外科系への興味と迷いながらも幼い頃の憧れが決め手となり、歯学部進学を決めました。東京医科歯科大学を選んだのは、日本でも名高い大学であることに加え、まず東京で経験を積めばその後どこでもやっていけると考えたためです。

技術だけでは医療として成立しない。信頼関係を築くためにできること

元々、歯科医師の仕事は「削って詰める」といった技術中心のものという印象を持っていて、実際に大学でも5年生までは模型を相手に手を動かしていました。ところが6年生で初めて人への処置が始まると、その認識は大きく変わりました。「その処置は痛い」と教えてもらう中で、技術だけでなく患者さんの気持ちに寄り添えなければ医療として成立しないと感じたのです。痛みや不安を抱えて来られるからこそ、少しでも心配事を減らしてほしいと考えるようになりました。
大学病院では一人に1時間以上かけられますが、一般の歯科医院では限られた時間で多くの患者さんを診る必要があります。だからこそ歯科医師となった今も、たとえ短時間でも患者さんへの声かけを大切にしていて、それはファイブエスグループの特徴でもあります。私も絵を描きながら歯周病の説明をしていたらとつい話し込んでしまい、歯科衛生士さんに止めてもらうこともあります(笑)。ただ、そうした積み重ねが患者さんとの信頼関係につながるのではないでしょうか。今では、治療が終わった後「先生のおかげで治りました」と患者さんに笑顔で言っていただけることが、何よりのやりがいです。

増えてきた外国人の患者さん。心に残る、涙が出そうなほどうれしい言葉

最近、外国人の方がよく来院されるようになりました。私は、高校の英語教師をしていた母から厳しく英語を学んできましたが、その反動で母の知らない言語・日本語を自ら学び始めた経緯があります(笑)。ただそのおかげか、今では診療に必要な英語であれば対応でき、日本語が難しい方とも意思疎通を図れます。
来院されるのはインド系の方が多く、先日は日本語がほとんど話せない南アフリカの方も来られました。たとえ検診のみで終われても、歯磨きなど日常のケアの重要性をお伝えすることは大切です。その方もお口の管理はしっかりされていましたが、口腔ケアについて英語で丁寧に説明することができました。帰り際に「I could find you(あなたを見つけられてよかった)」と言っていただいたときは、ウルっときましたね。「歯科医師になってよかった」と心から感じた瞬間でした。

大学病院の役割の一部を地域で担う、新たな手術室誕生へ

駅前の歯科医院として、あらゆる治療の窓口となるGP、総合歯科医の役割を担いたいです。大切にしているのは、緊急性や専門性を適切に見極めること。必要に応じて大学病院と連携しますが、大学病院は受診までに数カ月待つことも少なくありません。当院ではまもなく手術室が新しくなり、歯周病のフラップ手術やインプラント、埋まっている親知らずの抜歯などより幅広い診療に対応できます。大学病院が担う一部の処置を当院で完結することで1.5次医療機関の役割を果たすことができ、患者さんの通院負担軽減が可能です。
私自身は、日本に骨を埋める覚悟でこの仕事に向き合っています。ファミリー層からご高齢の方まで幅広い世代が暮らす青葉台だからこそ、「ゆりかごから墓場まで」寄り添いたい。技術面はもちろん、心理面でも支えられる「何でも相談できる歯科医師」になりたいですね。

※上記記事は2026年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

青葉台ファースト歯科 金 暎勲 (YOUNGHOON KIM)

青葉台ファースト歯科 金 暎勲 (YOUNGHOON KIM)

  • 出身地:韓国・ソウル
  • 趣味:ガンプラ、カラオケ
  • 好きな映画:『ティム・バートン ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
  • 好きな言葉:笑顔
  • 好きな場所:自宅の書斎
  • 好きな音楽:J-POP全般
  • 好きな本:『はるかな国の兄弟(アストリッド・リンドグレーン 著)』

INFORMATION

青葉台ファースト歯科

電話 045-479-8241
所在地青葉台2-9-1 ケンプラザ青葉台ビル4F
最寄駅青葉台駅 徒歩2分、藤が丘駅 約1.3km、田奈駅 約1.5km
駐車場提携駐車場:”パルテ青葉台” 神奈川県横浜市青葉区青葉台2丁目8−20
診療時間10:00~14:00 15:00~19:00
※最終受付は18:00までとさせて頂きます。
休診日水曜日
Web https://aobadai-1stdental.com/
診療科目 歯科 矯正歯科 小児歯科 歯科口腔外科
特徴 ●スタンダードプリコーション●土日診療 ●インプラント ●ホワイトニング●インビザライン●1dayセラミクス治療●手術室完備