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礒部 祐輔 院長(礒部歯科医院)のインタビュー

礒部歯科医院 礒部 祐輔 院長

礒部歯科医院 礒部 祐輔 院長 (YUSUKE ISOBE)

鶴見大学歯学部 卒業。浅野歯科医院、中野デンタルクリニックに勤務し、2022年に『磯部歯科医院』院長に就任(JR横浜線「十日市場駅」より徒歩6分)。

父の背中を見て育ち、地域とともに歩む歯科医院へ

私は歯科医師である父のもとで育ちました。幼い頃から「歯科」は身近にあるもので、歯科医院という場所に恐怖や抵抗を感じたことはありませんでした。むしろ、つらい症状を抱えて来院された方が、治療を終えて笑顔で帰っていく姿を何度も目にしてきました。その光景から、歯科医師という仕事は人の役に立てる、意味のある仕事だと自然に感じるようになったのです。
鶴見歯科大学卒業後は、地域の歯科医院で研修医として診療に携わるようになり。さらに東京・中野の歯科医院で一般診療を中心に多くの症例に携わりながら研鑽を重ねてきました。その間も、実家の医院には週に一度戻り、父の診療を手伝いながら地域医療の現場に関わり続けていました。
父に代わり、『礒部歯科医院』院長に就任したのが2022年のことです。父の代から通われている患者さんは70代、80代の方が多く、地域とともに年月を重ねてきた医院だと実感しています。一方で、移転後はお子さんや若い世代の来院も少しずつ増えてきました。院内は和モダンを基調とし、歯科医院らしさを抑えた、お子さんからご高齢の方まで、誰もが落ち着いて過ごせる空間づくりを心がけました。

患者さん一人ひとりに合った選択を大切に

当院には、ご高齢の患者さんを中心に、幅広い世代の方が通われています。世代によって、またお一人おひとりでお口の状態も、治療に対する考え方も大きく異なります。そのため、「この治療が正解」と一つの答えを押しつけることはしていません。治療に選択にあたっては、複数の選択肢を提示し、それぞれのメリット・デメリット、費用や治療期間について説明したうえで、最終的に決めるのは患者さんご自身です。そして選んでいただいた治療に対して、こちらは全力で向き合う。それが基本姿勢です。年齢や生活背景を踏まえた、無理のない選択を一緒に考えていきたいと思っています。

 

やり直しの少ない治療を実現するために

診療の柱としているのが、「やり直しの少ない治療」です。歯科治療は、一度治しても、再び同じ場所を治療し直すことが少なくありません。その負のサイクルを是正するためには、今ある症状だけでなく、「なぜそうなったのか」を理解してもらうことが重要です。診療では生活習慣や食習慣、セルフケアの方法などを共有したうえで治療を行い、再発しにくい状態を目指していくことになります。
その中で、セラミック治療、特にセレックシステムを用いた治療は、やり直しを減らすうえで有用と感じています。セレックシステムでは、条件が合えば被せ物を1日で装着することが可能です。削った直後のフレッシュな状態で被せ物を入れられるため、仮歯の期間に起こりやすい感染リスクを抑えやすくなります。通院回数や麻酔の回数を減らせる点も、患者さんにとって大きなメリットであり、結果、「やり直しの少ない治療」の実現の一助となってくれるのです。

負担を抑え、早く日常に戻るための「抜歯即時インプラント」という選択

当院では、インプラント治療を比較的多く行っています。当院の患者さんは70代、80代の方が多いこともあって、長年使ってきた歯が割れたり、失われたりするケースが少なからず見受けられます。そうしたケースでは、入れ歯やブリッジだけで対応しきれない場合もあり、インプラントが有効な選択肢になるのです。
インプラントというと、「手術が怖い」「痛そう」というイメージを持たれる方もいますが、現在は以前に比べて身体への侵襲を抑えられる術式が出てきています。実際に治療を受けた方からは、「思っていたより痛みが少なかった」という声を聞くことも多くなりました。特に条件が整う場合には、「抜歯即時インプラント」を取り入れています。これは、歯を抜いたその日にインプラントを埋入する方法で、手術回数を減らし、治療期間も短縮できます。従来の方法では一年以上かかることもありますが、この方法では数か月で完了するケースもあります。ご高齢の方にとって、治療期間が短く、早く普段の生活に戻れることは大きな意味を持つと考えています。

 

地域のみなさんへメッセージ

歯科医療は、すべてをこちらが背負うものではなく、患者さんご自身が主体となって進んでいくものだと思っています。私たちは、患者さんに寄り添いながら、後ろから背中を押してあげる存在でありたいのです。そのためにも、必要な情報はしっかりお伝えします。そのうえで、どうするかを決めるのはご本人です。治療はできるだけ早く終わらせ、日常生活に戻ってもらう。その後は定期的なケアで、無理なく歯を守っていく。そんな関係を築いていけたらと思っています。
歯は一生付き合っていく大切なものです。それぞれの年代、その方の人生に合った形で、長く自分の歯と向き合えるよう、これからも地域に根ざした診療を続けてまいります。


※上記記事は2025年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。



礒部歯科医院 礒部 祐輔 院長 (YUSUKE ISOBE)

礒部歯科医院 礒部 祐輔 院長 (YUSUKE ISOBE)

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:「歯科の勉強」
  • 好きな本:歯科関連書籍
  • 好きな音楽:「その時、流行りのものを」
  • 好きな場所:ニューヨーク

INFORMATION

礒部歯科医院

電話 045-983-5161
所在地十日市場町868-7 メゾンドマルシェ1F
最寄駅十日市場駅 徒歩6分、田奈駅 約1.7km、長津田駅 約2.1km
診療時間[月曜・火曜・木曜・金曜]9:30〜12:30 14:15〜18:0
[土曜]9:00~12:30 14:15~16:00
休診日木曜・日曜・祝日
診療科目 歯科