鈴木 三恵子 主宰(有馬フラメンコスタジオ鷺沼教室)のインタビュー

有馬フラメンコスタジオ鷺沼教室 鈴木 三恵子 主宰

有馬フラメンコスタジオ鷺沼教室 鈴木 三恵子 主宰 (MIEKO SUZUKI)

神奈川県出身。幼少より日本舞踊、モダンバレエを学び、長年Fusae Mutoフラメンコ舞踊団に在籍。退団後、有馬フラメンコスタジオを主宰。貸スタジオ 有馬スペースクリエイトを経営する。現在、草野櫻子フラメンコアカデミアに所属。Carmela Grecoを始めとするスペイン講師に師事。国際カルチャーセンター、イオンカルチャー株式会社にてフラメンコ講師を務める。

日本舞踊からフラメンコへ、運命の出会い

もともと、小さいころから日本舞踊を習っていたんです。母の話によると「そろそろ何か習い事を」と考えていた3歳のとき、ご近所に日本舞踏の教室を開いていらっしゃる方がいて。生け垣の向こうで踊っている先生の姿を見て「私もあれをやりたい」と言ったらしいんですね。そこからずっと日本舞踊を続けていたんですけど、27歳の頃、相模原の施設で神奈川県が主催する健康増進イベントでフラメンコの講座があって、それに参加したのがフラメンコとの出会いになりました。そこで、講師を務めていたのが、のちに恩師になる先生。なんとなく参加して始めたはずが、気が付けばどんどん惹かれていき、もう30年近くフラメンコを続けています。

教室を開いた理由と大切にしていること

2009年に自分の教室を立ち上げました。恩師のもとで長年アシスタントを務めたことが大きな財産です。恩師が高齢で引退されるときに、そのバトンを受け取り、自分の教室を開こうと決めました。私は「プロを育てる教室」というよりも、「みんなの居場所」をつくりたいと思っています。教室に来る生徒さんの中には、日常の悩みを打ち明けてくれる方もいれば、黙々と踊りに打ち込む方もいます。大切にしているのは、近すぎず遠すぎずの距離感です。アットホームな雰囲気を持ちながらも、お互いが心地よく過ごせるよう、ちゃんと線を引くことを意識しています。

幅広い世代と「出戻りさん」が集まる教室

教室には、若い方から80代まで幅広い世代が通っています。高齢の方も「覚えられなくて」と言いながらも、一緒に励まし合って続けてくださっています。普通ならデイサービスに通っていてもおかしくない年齢の方が、フラメンコを楽しみにして来てくれることが本当に嬉しいです。うちの教室は“出戻りさん”が多いのも特徴です。昔やっていたけど辞めてしまい、また「やりたいな」と思ってきてくれる。その気持ちは大変嬉しく、同時にフラメンコの魅力の奥深さを改めて感じます。フラメンコは年齢を重ねるほど味わいが増す踊り。若いときの力強い表現も素敵ですが、人生の厚みがそのまま踊りに出てくることが認められるのが魅力です。

生演奏と衣装づくり、支え合う場として

教室の大きなこだわりの一つは、生演奏です。発表会やイベントでは必ずギタリストに参加していただき、CDでは味わえない臨場感の中で踊ります。フラメンコは音楽と一体になって初めて完成するもの。ギターの音色やリズムに引き込まれながら踊る瞬間は、生徒さんにとっても特別な体験です。さらに、私は洋裁が得意なので、生徒さんの衣装もほとんど自分で作っているんですよ。フラメンコの衣装はフリルが華やかで、購入すると10万円以上するものも珍しくありません。ですが、私はできるだけ負担を減らすために材料費程度で仕立てています。それには、若いお母さんや学生さんも安心して舞台に立ってほしいという想いもあります。衣装に袖を通した生徒さんが笑顔になる瞬間を見ると、心からうれしくなります。

フラメンコをもっと身近に、地域の方へ

恩師や多くの先輩方の力で、ここまで教室を続けてくることができました。フラメンコは「敷居が高そう」と思われがちですが、必ずしもそうではありません。当教室では、体験用にフリーサイズの巻きスカートと、サイズが合えばフラメンコシューズをお貸ししています。スカートも私が簡単に作って貸し出しているので、最初から高額な出費をしなくても始められます。幅広い年齢の方がいらっしゃるので、60代後半で「昔から憧れていた」と体験に来て、そのまま入会される方も。ダンス経験がない人ほど吸収が早かったりしますし、そのまま長く続けてくださる方が多いのも特徴です。フラメンコは全員が主役になれる踊りです。発表会では一人ひとりが必ずセンターに立てるよう工夫しているのもあって、和気あいあいとした雰囲気も特徴の一つ。「ぼちぼちやろうよ」と声を掛け合いながら、それぞれのペースで楽しんでいます。地域の皆さんもぜひ一度覗いてみてください。昔やっていた方も、定年後に時間ができた方も、新しい趣味を探している方も、きっと新しい自分に出会えると思います。

※上記記事は2025年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

有馬フラメンコスタジオ鷺沼教室 鈴木 三恵子 主宰 (MIEKO SUZUKI)

有馬フラメンコスタジオ鷺沼教室 鈴木 三恵子 主宰 (MIEKO SUZUKI)

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:旅行
  • 好きな本・愛読書:湊かなえさんの本
  • 好きな言葉:「PASO A PASO」(スペイン語で「一歩一歩」という意味です)
  • 好きな音楽:ビリージョエル
  • 好きな場所:アメリカ・NY

INFORMATION

有馬フラメンコスタジオ鷺沼教室

電話 045-479-2467
所在地有馬1-1−1鷺沼トライアングルビルB1F
最寄駅鷺沼駅 徒歩4分、宮前平駅 徒歩14分、たまプラーザ駅 約1.9km
レッスン時間[月曜日]
19:00~ (入門・初級) 
19:30~ (中級)
[水曜日]
10:30~ (入門・初級) 
11:20~ (初級)
[土曜日]
13:00~ (入門) 
13:50~ (初級)
15:20~ (中級) 
16:10~ (上級)
休校日火曜・木曜・金曜・日曜
Web https://arima-flamenco.jp/
ジャンル フラメンコ
特徴 フラメンコ●無料体験レッスン●初心者大歓迎●リフレッシュ●運動不足解消●スカート・靴レンタル可●手ぶらOK●鷺沼教室●三ツ境教室●湘南台教室