CrossFit Butter(クロスフィット バター) 内堀 泰宏 代表 (YASUHIRO UCHIBORI)
『立命館アジア太平洋大学国際経営学部』を卒業後、トレーニングへの情熱を追いかけてアメリカへ渡り、ネブラスカ州立大学のスポーツ科学科を修了。在学中にクロスフィットと出会い、トレーナーとして現地で活動。帰国後は東京・赤坂のクロスフィットジムで2年間勤務し、クロスフィット競技では日本1位に計6回輝く。さらなる高みを求めてオーストラリアへ渡航後、横浜での就職機会を得て帰国。5年間のマネージャー兼ヘッドコーチ経験し、綱島に自身のジム「CrossFit Butter」を開業し今に至る。(東急東横線・綱島駅 徒歩3分)
トレーニングへの情熱が、世界を渡る旅へ

出身は大阪で、18歳まで大阪で育ちました。中学生の頃、2人の兄の影響でトレーニングを始め、高校と大学ではラグビーを続けていました。『立命館アジア太平洋大学』を卒業する頃には、「自分はトレーニングが本当に好きだ、これを仕事にしたい」という思いが固まっていました。普通に就職すればアメリカへ行く機会はないと考え、思い切って渡米を決断。ネブラスカ州立大学のスポーツ科学科で4年間学びました。卒業間際のインターンプログラムで、予定していたジムが突然閉店するという事態に直面しましたが、その代わりに出会ったのがクロスフィットでした。グループクラスに初めて参加した瞬間から夢中になり、学生ビザを延長して1年半アメリカに残り、トレーナーとして働き続けました。帰国後は東京・赤坂のクロスフィットジムで2年間勤務。「トレーニングを優先して、もっと上のレベルを目指したい」という条件を提示した上で入社し、競技にも本気で取り組んだ結果、クロスフィットで日本1位を5年連続で獲得しました。その後、さらに高い競技レベルを求めてオーストラリアへ。滞在中に横浜での仕事の話が届き帰国し、5年間マネージャー兼ヘッドコーチを務めたのち、綱島に『CrossFit Butter』を開業しました。
ジムが「第2のホーム」になる、クロスフィットの魅力
クロスフィットの魅力を一言で表すなら「コミュニティ」です。黙々と孤独にトレーニングするのではなく、ジム自体が第2のホームのような場所。コーチはメンバー全員の名前を知っていて、メンバー同士もお互いの顔と名前がわかります。ご年配の方から10代の若者、プロのアスリート、仕事終わりに週2回来る方まで、みんなが同じ空間で、同じメニューに向き合います。重さや回数、動きは一人ひとりに合わせて調整できるので、それぞれが自分にちょうど良い強度で取り組めます。メニューは毎日変わり、日常動作をベースにした全身トレーニングが中心なので飽きがこない。普段出会わない方との交流も自然と生まれます。体験入会後に入会される方の約70%は運動未経験者です。クロスフィットをあらかじめ知っていた、という方はほとんどいません。みんなが同じスタートラインから、ここで一緒に始めていきます。
「理想の体型」より、今の自分への自信を

私がトレーニングを通して一番届けたいのは「自信」です。体型の変化はトレーニングの副産物に過ぎません。クロスフィットではスコアを数字で管理するので、自分の成長が目に見えてわかります。新しい動作に挑戦してできるようになるたびに、その積み重ねが自信になっていきます。外見の基準は人によって異なりますし、遺伝的な違いもあります。誰かの理想像を追いかけなければ自信が持てない、そんなふうに思わなくていいんです。今の自分の体でできることが増えて、自信に満ちている。それが、本当の魅力だと思っています。体だけでなくメンタル的にも良いサイクルを作り、支え合えるコミュニティを築く。それが、クロスフィットを通して私が最も目指していることです。
準備が整ってこそ、1時間が輝く
指導で最も重視しているのは、クラス前の準備です。動きの設計、ウォームアップの構成、メンバーそれぞれの体の特性に合わせた別バリエーションの引き出し。事前にすべて頭に入れておくことで、クラス中に余裕が生まれます。余裕があるから、入ってきた瞬間の表情の変化に気づける。仕事で疲れていないか、いつもと様子が違わないか。その気づきが、双方向の1時間をつくります。スタッフも充実しています。私のオンラインプログラムの受講をきっかけに大阪から来てくれたコーチ、ヨガ・ピラティスを担当する女性スタッフ、そしてHYROXの指導を担う第一人者の女性コーチも在籍しています。神奈川のクロスフィット・HYROXジムとしては最大級の規模で、男女別の更衣室と個室シャワーブースも各2台完備しています。
週2回から育てる、一生モノの運動習慣
メンバーシップは月8回・月12回・無制限の3プランを用意しており、クラスは朝3つ・夜3つの合計6クラスを毎日開催しています。おすすめは月8回、週2回のペースです。週1回では神経系の発達が起きにくく、体の変化も感じにくいからです。月8回を続けると、10回ほどで自分の変化に気づき始め、20回で確実な変化が出て、30回を超えると周囲の人からも「変わったね」と言われるようになります。人は3か月以内に変化を感じられないと、続けることが難しくなります。だからこそ、週2回というリズムを一番大切にしています。最終的には、ジムに来なくても自分でトレーニングの判断ができるようになってほしい。歯磨きと同じように、運動が生活の一部として根づけば理想です。自分の体のメカニズムを理解して、流行りに左右されず動ける人になる。綱島のパワースポットのように、来れば仲間がいて、自然と前向きになれる場所を、ここから一緒につくっていきたいと思っています。
※上記記事は2026年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

CrossFit Butter(クロスフィット バター) 内堀 泰宏 代表 (YASUHIRO UCHIBORI)
CrossFit Butter(クロスフィット バター) 内堀 泰宏 代表 (YASUHIRO UCHIBORI)
- 出身地:大阪府
- 趣味:アニメ、漫画鑑賞
- 好きな場所:自然が見える場所(自身は屋内にいたい)
- 好きな音楽:ジャック・ジョンソン、ジェイソン・ムラーズなど
- 好きな映画:『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
- 好きな本:『北斗の拳』
- 好きな言葉:努力すれば何でもできる

