ピラティススタジオI'mOK. 星野 絢子 代表 (AYAKO HOSHINO)
大学卒業後、女性専用フィットネスや大手フィットネスクラブでの勤務を経てパーソナルトレーナーの資格を取得。出産を機にピラティスと出会い、鶴見のピラティススタジオで3年間研鑽を積んだのち、『ピラティススタジオ I'm OK.』を開業し今に至る。 (東急東横線 綱島駅 樽町/明治横浜研究所前 徒歩3分)
フィットネスとの出会い、運動人生のはじまり

学生時代は文化系で、大学を卒業してからはCD屋さんや本屋さんでアルバイトをしながらフラフラしていました。若い頃は睡眠不足やお酒が続き運動もしていなかったので、太ってきたなと感じていたころに、女性専用フィットネスの正社員募集に応募したのが運動との出会いです。4年半勤め、高齢の方向けのサーキットトレーニングを担当するうちに、筋肉と脳がつながっていくような感覚を覚えました。10代、20代の頃はエネルギーの発散先がわからず、ロックのライブに参加するような日々を送っていましたが、筋トレを続けるうちに神経が安定していくのを実感し、運動に助けられたという思いが今の仕事の原点になっています。休日には古着屋さんを巡るのも好きで、体を動かすことと同じくらい、好きな服に出会う時間も大切な自分の一部です。
パーソナルトレーナーという仕事との出会い
女性専用フィットネスを辞めたあとは、六本木にある大型フィットネスで1年7ヶ月勤務しました。高齢の方向けのサーキットトレーニングだけでは運動の幅も限られてしまうと感じ、もっと専門的なことを学びたいと思い大型フィットネスに飛び込んだところ、そこでパーソナルトレーナーという仕事の存在を知りました。当時はまだパーソナルトレーナーの女性が少なく、アルバイトをしながら憧れの先輩の指導を見て学び、資格を取得しました。資格取得の少し前には、芝公園にある温泉付きの会員制高級ジムでもアルバイトをしており、そこで知り合った方の紹介で、資格取得と同時に武蔵小山にあるスタジオへ勤務先を移りました。業務委託契約だったため自分のお客様は自分で呼び込まなければならない環境でしたが、女性専用フィットネス時代に培った集客の力がここで大きく活きました。ポスターや張り紙だけでは人は集まらないとわかっていたからこそ一生懸命に動き、その結果しっかりとした売上につなげることができたと感じています。
出産をきっかけに、ピラティスへ導かれて

業務委託の個人事業主として1、2年ほど活動したのち結婚してこの土地に引っ越し、男の子を3人続けて出産しました。出産のたびに関節への負担は大きく、それまでのライフワークだった筋トレができない体になってしまったことが、ピラティスの門をたたくきっかけです。もともとピラティスにはあまり興味がなく、筋トレのようなインパクトのある刺激ではなく、ゆったりと動きを覚えていく感覚に最初は戸惑いました。ですが産後の体には驚くほど合っていて、痛んでいた関節が少しずつ楽になっていくのを実感しました。お客として通っていた鶴見の『マハロピラティス』というスタジオで養成コースを受けて資格を取得し、その後ご縁があり、同スタジオでインストラクターとして働かせていただくことになりました。オーナーはピラティス指導者を育てるマスタートレーナーで、わからないことをすぐに相談できる恵まれた環境の中、ピラティスの奥深さを学ばせてもらったと感じています。男の子3人の子育てで時間がいつもない生活の中、シフトの融通をきかせていただくなど職場にも恵まれていましたが、それでももっと自由な働き方をしたいという思いが少しずつ強くなっていったのもこの時期です。
港北区師岡町で始まった『I'm OK.』
開業しようか悩んでいた際にまずインターネットで物件を探し、最初に出会ったのがトレッサ横浜の向かいにある不動産屋さんでした。開業しようかどうか気持ちが半々だった私の背中を、担当してくださった方が押してくれたおかげで、思い切って一歩を踏み出すことができました。決め手は日当たり抜群な角部屋ということと、集合住宅では珍しく看板をしっかり掲示できる点です。この看板が、今では何よりの広告になってくれています。スタジオ名の『I'm OK.』には、「健康面において問題ないよ、私は元気だよ」という意味を込めました。自分の体がボロボロになった経験がスタートだったからこそ、女性の体を整えて、心地いい体になったときに「私は大丈夫」と思っていただけるような場所を目指しています。当スタジオは大手のスタジオと比べるとかなりアットホームな空間で、1対1のパーソナルレッスンは人と人との心の触れ合いで成り立つものだと私は考えます。担当のインストラクターがその日ごとに変わることが多い大手さんとは違い、ずっと同じ人が担当できることが強みで、お客様の体をメンタルからフィジカルまで丸ごとケアできることを大切にしています。お越しいただく方は近隣の方が中心で、20代から70代まで幅広い年代の方に通っていただいており、男性の方はご紹介のみとなります。
ピラティスとファッションを掛け合わせた、これからの夢
目指しているのは、ただ痩せていただくことではなく、不調そのものを改善することです。私自身、体の痛みが本当に苦手で、整体に頼ってお金がかかった経験もあるからこそ、自分の力で身体の痛みは改善できるのだとお客様に知っていただきたいと思っています。痛みが取れてコンディションが整うと姿勢や歩き方も自然に美しくなり、50代から70代の方には将来にわたって元気に歩ける体づくりをお手伝いします。先日、通ってくださって19回目になるお客様から「ここに来ると家のことも仕事のことも忘れて集中できる」というお言葉をいただき、日頃から思い描いていたことが返ってきたようで、とても嬉しく感じました。もともと洋服が大好きでスタイリストの仕事も副業でたまにしているので、ピラティスで体を整えながら姿勢や表情の変化とともに装いも見直していただけるような、ピラティスとファッションを掛け合わせたレッスンをつくっていくのが今の夢です。子育てが少し落ち着いたタイミングで気持ちが沈んでしまう、いわゆるミッドライフクライシスに向き合う女性を減らしたいという思いも強くあります。体と心を整えて、もう一度自分自身を見つめ直していただけるような時間を、これからも師岡町の地でお届けしていきたいと思います。トレッサ横浜や三ツ池公園の緑が近く、小学校の元気な声が聞こえるこの街が大好きなので、お近くをお通りの際はぜひこの街の雰囲気を感じてみてください。
※上記記事は2026年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

ピラティススタジオI'mOK. 星野 絢子 代表 (AYAKO HOSHINO)
ピラティススタジオI'mOK. 星野 絢子 代表 (AYAKO HOSHINO)
- 出身地:神奈川県
- 趣味:古着
- 好きな場所:自分のスタジオ
- 好きな音楽:toe(トー)
- 好きな映画:ナミビアの砂漠
- 好きな本:アイリス・アプフェル「世界一おしゃれな102歳のスタイル」
- 好きな言葉:自分の体を変えられずして、人の体を変えられない

