中華タンタンメン 金家 上星川店 岩本 真生 店長 (MASAKI IWAMOTO)
学校卒業後、中華街にあるラーメン店で研鑽を積む。2025年8月に『中華タンタンメン 金家 上星川店』の店長として今に至る。(相鉄線上星川駅 徒歩3分)
飲食のプロが集結、新たな挑戦のスタート

当店のスタートはオーナーの地元がこの上星川で、以前からここで商売をしたいと考えていたことから始まります。物件を探していたところ、なかなか見つからない中で現在の場所に巡り合い、開店が決まりました。どのようなスタイルのお店にしようと考えていた矢先。オーナーの知り合いから紹介されたのが、川崎発祥のタンタンメンで知られる『金家』のフランチャイズでした。この界隈では『金家』は既に有名で、その声がけをきっかけに出店を決意しました。本店との味に差が出ないよう、開店が決まってからは私も本店で研修を受け、本店のように美味しい料理を出せるよう研鑽しました。当店のスタッフは皆、飲食業界の経験者です。私は中華街のラーメン屋で働いていましたし、オーナーはイタリアン系の飲食店出身、そして他にも20歳頃から料理の世界に身を置いているスタッフがいます。中華料理やラーメン店で働いたことがあったのは僕だけでしたが、それぞれの経験を活かして『中華タンタンメン 金家 上星川店』がスタートしました。
スピードと丁寧さの両立――オペレーション作りの試行錯誤
実際、スピード勝負のオペレーション作りが一番苦労しました。スタッフ皆、これまでの経験とは異なる、ラーメン店ならではの課題に直面したのです。お客様は速さを求めていますし、料理が重ならないよう、混乱しないようにする必要があります。早く美味しく作るというのだけを考えて、日々工夫を重ねてきています。ただ、これまでの経験が無駄になったわけではありません。むしろ、スタッフ個人毎に培ってきた技術は活かせる場面が多くありました。近年は食べ物屋に来て美味しいのは当たり前になっています。その中でプラスアルファ、丁寧な接客をみんなに心がけてもらっています。特にうちのスタッフで上手だなと感じるのが、適切な量のコミュニケーションを挟むところです。お酒を飲んでいるお客さんに対しても、話しかけられた時にうまい具合に受け答えをする。お客さんはスピーディに回転していくので話し込んでもダメですし、でも軽いトークはしなきゃいけない。この辺はみんなうまくできているんじゃないかなと思います。温かく美味しい料理を提供するのはもちろん、綺麗な掃除、ちょっとした気配り。他のお店が当たり前にできているところを、うちも当たり前にできるようにしています。
川崎発祥の「ニュータンタン」系タンタンメン

金家の看板メニューは「タンタンメン」ですが、これは一般的な中華料理の「担々麺」とは異なります。川崎で生まれた、いわゆる「ニュータンタン」系です。元々は焼肉屋さんが締めで出していた料理として始まり、好評だったからランチでもメインになったという話を聞きました。辛い挽き肉と卵、塩ベースのスープからできているラーメンというイメージで、味噌タンタンメンと塩タンタンメンの2種類があります。味噌は辛い味噌を使っているので、辛さ調節はできないんですけど、塩は辛さが選べるんで、辛いのが苦手な人は辛さも抜きにできますし、辛さの段階も選べます。ニンニクが気になる人はニンニク抜きもできます。食べると元気になること間違いありません。元々『金家』は片倉町のお店が有名で、近隣に住んでる人は何度か行ったことがあるという方も多く、どんなものが置いてあるかも大体みなさん知っているので、みなさん早々に馴染んでいただけているなと感じています。
本店の味を守りつつ、町中華として
当店の味は、なるべく本店と違わないようにしています。お客さんを見てちょっとだけ薄めにしたりとか、常連さんには対応することもありますが、それ以外は基本的には本店と同じような味付けです。『金家』の味は全体的に少し濃い目で、旨みを大事にしているのかなと思います。しっかり旨みを取るための下準備にはこだわっています。そんな中上星川店で面白いのは、注文される率でいったら、本店よりサンマーメンだったりチャーハンだったり、普通の中華料理が多く出るところです。メインはタンタンメンでやっているんですけど、タンタンメンより町中華っぽいサンマーメンやチャーハンが多く出ます。来られるお客さんの客層は、男性と女性は半々ぐらいですが、年配の方が多いです。みなさん本当に町中華として楽しまれているという認識です。また夜に町中華飲みを楽しまれる方も多く、最近ボトルキープを始めたんですけど、結構いれてくれる人がいます。まだまだ手探りな面もありますが、地域の方々との繋がりを大切にしています。
これから、上星川と共に歩む
今後の目標としては、上星川のイベントにも積極的に参加できるような体制を人が増やして取っていけたらと考えています。地域の方からも参加してくださいと言われています(笑)。最初のお祭りが8月の末だったので、オープンした月でさすがに参加できず。春はちょっとやろうかなと思っています。また、電話でのテイクアウトの受付も始まりましたので利用してもらいたいです。開店してから、「美味しかった」と言ってくれる人が多くいらっしゃって、感謝の気持ちと共にモチベーションになっています。開けたばっかりなのに結構固定のお客さんがついてて、ふと見た時にテーブルも全部埋まっていると、やっててよかったなと思いますね。まだスタッフも全員が料理作れるわけではありませんが、いつでも誰がやっても同じ味にできるように精進していくつもりです。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
※上記記事は2025年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

中華タンタンメン 金家 上星川店 岩本 真生 店長 (MASAKI IWAMOTO)
中華タンタンメン 金家 上星川店 岩本 真生 店長 (MASAKI IWAMOTO)
- 出身地:熱海
- 趣味:ミュージカル•舞台鑑賞
- 好きな場所:熱海の海
- 好きな音楽:洋楽
- 好きな映画:『DRIVE』
- 好きな本:オールジャンル
- 好きな言葉:『One for all All for one』

