そろばん教室ピコ 橋山 智洋 代表 (Tomohiro Hashiyama)
神奈川県横浜市出身。旅行代理店勤務を経て、両親が運営していた教育事業を引き継ぎ、学習塾、空手道場、そろばん塾、放課後キッズクラブなどの教育事業を展開。
教育事業との出会いは、家業とご縁から

もともとは旅行代理店で働いていたのですが、2010年に仕事を辞めて父母が続けてきた教育事業を受け継ぐことに。そこから少しずつ事業の幅を広げていき、上星川のそろばん塾の開設にも踏み出しました。現在は、新桜ヶ丘、初音ヶ丘、上星川、大倉山の4拠点で、学習塾や空手道場、そろばん教室などの教育事業を展開しています。そのほかにも、放課後キッズクラブでの児童預かりなど、子どもたちの成長を支える活動に関わっています。上星川で運営している「そろばん教室ピコ」は、商店会のなかで「こういう場があったらいいよね」という話がきっかけでした。ご縁があって今の場所を紹介していただき、時間制で間借りする形で教室を開いています。地域に根差した場所で、子どもたちに新たな学びを提供できることに、日々やりがいを感じています。
少人数制でじっくりと
今、再びそろばんの人気がまた少しずつ高まってきているように感じるところがあります。学習塾よりも“習い事”としてのハードルが低く、一歩踏み出しやすいという声も多く聞きますね。ちょうど小さいころにそろばんを習っていた世代が親世代になり、自分の子どもにもやらせたいという感覚もあるようです。当教室は、体系的な仕組みで学べるフランチャイズに加盟していますが、大体10人くらいの生徒さんを先生2人で見るようなスタイル。もちろん速度は人それぞれですが、週1〜2回のレッスンで、3級を取得できたらいいね、と。自分のペースでじっくりと、というのも特徴かと思います。
自信や集中力にもつながるそろばん

通常計算をする時は左脳を使いますが、そろばんは形で覚えるため右脳を使います。小さいころからそろばんに触れていると、計算のプロセスが変わってくるということもありますが、そういった計算力だけでなく集中力や記憶力を養う力もあると言われています。掲示物などで「何級に合格しました!」と紹介すると、子どもたちも嬉しそうに見ていますね。顔写真付きで掲示して、ある程度経ったらそのままプレゼント。頑張ったことが“見える化”されることで、自信にもつながるようです。学校生活ではなかなかそうした場面が少ないので、子どもたちにとっても貴重な体験なのではないでしょうか。
習い事を通して、子どもたちに“我慢”と“自立”を
教育事業を通して一番伝えたいことは、「自立した人間になってほしい」という想いです。その第一歩として、人の話をきちんと聞いて、指示に従うこと、状況判断ができること。特に小学生年代ではそれがとても大切だと感じています。コロナ禍を経て、人とコミュニケーションを取る経験が少ないまま育った子も多いように感じます。何かを我慢すること、自分が一歩引くこと。そういった経験を教室の中で少しずつ重ねていってほしいですね。
「ここまで育ててくれてありがとうございます」なんて言葉を保護者の方からいただけると、本当にありがたい仕事だなと感じます。私自身はあまり現場に立つことはありませんが、先生たちの頑張りがこうして報われる場面に立ち会えるのは、何よりの喜びです。
地域とともに、次の一歩へ
現在、そろばん教室は上星川を始め4教室ありますが、今のところこれ以上の拡大は考えていません。その代わり、今後は「放課後等デイサービス」の開設を視野に入れています。支援を必要としているお子さんやご家庭が増えている中で、うちのような教育事業者だからこそできるサポートがあるのではないかと感じているからです。
上星川という地域には、人の温かさがあります。商店会で行事を企画するなど、街を盛り上げようという動きも活発です。私自身はまだまだ関わりきれていない部分もありますが、今後はそうした地域の力になれるよう、しっかりとサポートしていきたいとも思っています。
※上記記事は2025年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

そろばん教室ピコ 橋山 智洋 代表 (Tomohiro Hashiyama)
そろばん教室ピコ 橋山 智洋 代表 (Tomohiro Hashiyama)
- 出身地:神奈川県横浜市出身
- 趣味・特技:空手、運動全般。アウトドア、キャンプ
- よく読む本・愛読書:夏目漱石の「こころ」
- 好きな映画:「ライフ・イズ・ビ ューティフル」「君に読む物語」
- 好きな言葉:人生万事塞翁が馬
- 好きな音楽:THE BOOMとKICK THE CAN CREW
- 好きな場所:山梨県のほったらかし温泉とほったらかしキャンプ場

