アジアンキッチン わだ ガンレル 店長 (KANDEL CHHETRI DIL BAHAOUR)
ネパール出身。2007年ごろに来日。2020年ごろに静岡から和田町に転居。親戚が営んでいた「アジアンキッチン わだ」で働き始める。
ネパールから来日して料理の道に

私はネパール出身で、2007年ごろに日本に来ました。最初は静岡で4年ほど暮らしていて、その後、和田町に移り住んできました。和田町に引っ越したのは、ちょうどコロナが始まるころでした。この町は暮らしやすく、人の雰囲気も温かくて気に入っています。「アジアンキッチン わだ」は、もともと親戚がオープンしたお店。料理が得意だったこともあり、ここで働くようになりました。
ネパール・インドだけでなく、アジア料理を幅広く
お店ではネパールとインド料理を中心に、タイ料理などさまざまなジャンルのアジア料理を楽しんでいただけます。最初はネパールとインドの料理だけでしたが、お客様の反応を見ながら「これが食べたい」と言われるものを少しずつ取り入れてきました。なかには、ニラ玉炒めなど日本料理をネパール風にアレンジしたメニューもあります。スパイスの効いたちょっと辛めの味付けは日本の居酒屋や中華料理とは一味違った個性があるんじゃないかなと思っています。スープカレーなど、日本で食べた料理をヒントに新しくアレンジしたものもあり、常に新しい挑戦をしています。
人気No.1はカレー味の餃子「モモ」

看板メニューはやはり「モモ」ですね。餃子のようなネパール料理で、中にはカレー風味のお肉が詰まっています。特製のトマトソースをつけて食べるのですが、これはネパールだとかなり辛いもの。当店では、日本向けに辛さを抑えてオリジナルに仕上げています。蒸したものだけでなく、スープ仕立てにしたりフライにしたりとバリエーションも豊富で、どの形でもよくご注文いただきます。ほかにも、カレーは外せない人気メニューです。トマトと玉ねぎをふんだんに使ったどろっとしたカレーなど、どれもオリジナルレシピで作っています。さらに、ダルバトやビリヤニのセットも評判で、ネパールらしい味を求めて来てくださる方も少なくありません。
おつまみとハッピーアワーの魅力
料理はしっかり食事としても楽しめますが、おつまみメニューは一皿380円という手軽さで提供しています。さらに12時から18時30分まではハッピーアワーで、アルコールを含めて飲み物がすべて380円。ネパールやアジア各国のエッセンスを取り入れた創作料理と合わせて楽しんでいただけるので、昼間から気軽に立ち寄るお客さまも多いです。また、料理の辛さについては丁寧に説明するよう心がけています。見た目が赤くても実際は辛くないものもあります。例えばタンドリーチキンは赤い色をしていますが、パプリカパウダーで色づけしているだけで辛さはありません。そうした細かい説明を通して、安心して料理を楽しんでいただけるようにしています。
これからの挑戦と地域への想い
これからも少しずつ新しい料理に挑戦していきたいと思っています。アジア料理だけでなく、例えばピザやパスタなど、ここに来れば何でもいろいろなものが食べられるといったようにしたいという想いも持っています。ただ、メニューが増えすぎると仕込みも大変になるので、そのバランスは大事ですね(笑)。店内での食事だけでなく、タンドリー丼などのテイクアウトや近隣の大学でのお弁当販売も行っています。和田町は住みやすい町ですが、ランチ以外の時間帯はまだまだお客様が少ないのが正直なところです。ぜひ一度お店に来て、いろいろな料理を味わってみてください。食べていただければ良さがわかると思いますし、ご意見をいただければもっと良いお店にしていけます。これからも地域の皆さんに愛される場所を目指して頑張っていきます。
※上記記事は2025年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

アジアンキッチン わだ ガンレル 店長 (KANDEL CHHETRI DIL BAHAOUR)
アジアンキッチン わだ ガンレル 店長 (KANDEL CHHETRI DIL BAHAOUR)
- 出身地:ネパール
- 好きな音楽:インドやネパールの音楽
- 好きな場所:静岡。川や山の雰囲気がネパールに似ています。

