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安井 紅翔 先生(あき書道教室)のインタビュー

あき書道教室 安井 紅翔 先生

あき書道教室 安井 紅翔 先生 (KOSHO YASUI)

地元熊本の大学卒業後、通信系企業や外資系企業で人事採用を経験。その後結婚、子育てを経て2022年より「あき書道教室」を開き今に至る。(横浜市営バス 南公園前 徒歩8分)

幼い頃から続けてきた書道が私の原点

私が書道と出会ったのは幼稚園の頃のことでした。兄が小学生になった時期で、最初は親に言われるままに教室に通っていました。そこから大学まで、気がつけばずっと続けてきました。振り返ってみると、こんなに長く続けてこられた理由がいくつかあります。まず、通っていた教室には段級制度があり、自分の成長が目に見えて分かったこと。そして何より、熊本の書道教室が本当に自由な雰囲気だったことが大きかったと思います。田舎の教室でしたので、厳格な感じではありませんでした。週に2回お稽古の日があって、2回来ても良いし、1回でも良い。そんなゆったりとした教室でした。昼から夕方までずっと開いていて、長い机が並んでいて、そこに座って先生に見ていただくという形。自分の居場所があったというか…行けば教室の友達もいましたし、通うことが自然な流れでしたね。友達と遊びたいなということもありましたが、週に1回は行って、書く時もあれば書かずに帰る日もありました。「今日はもういいかな、帰ります」と言ったら、「またねー」というような雰囲気で(笑)。そのような今でいう自主性を重んじてくださる環境だったからこそ、続けてこられたのだと思います。この幼少期の書道体験が、現在の教室運営の原点となっており、生徒さんたちの居場所になれればと思い活動しています。

人生の転機から生まれた教室への想い

熊本の大学を卒業後、就職のためにこちらに出てきました。最初は通信系の会社に約6年間勤務し、その後は外資系企業で人事採用を担当していました。そして結婚を機に会社を退職し、専業主婦の道を選びました。大学時代には教職課程を履修し、国語と書道の教職免許を取得していました。こちらに来てからは一度中断していた書道でしたが、再開したいという想いから通信教育をスタートしました。何年か一人で黙々と書いていましたが、やはり一人では物足りなさを感じるようになりまして(笑)。娘が中学校に入学したことを機に、一念発起して教室を開くことを決意しました。教職をとっていたことや前職での経験は、現在の教室運営に大変活かされています。初めてお会いする方々との接し方や、その方々の性格を引き出すこと、場の雰囲気を盛り上げることなど、そういった人との関わり方について会社で学んだことが、今の教室運営の基盤となっています。

子どもたちに寄り添う指導で継続する力を育む

私が指導する上で最も大事にしていることは、「まず教室に来ていただく」ということです。お子さんには毎日たくさんの出来事が起こり、その時々の気分があります。高学年へ進級するにつれて自然に座って文字に向き合っていけるようになりますが、低学年のうちは1時間座っているのは大変。書きたいときもあるし、書きたくないときもある。そんな子たちの気持ちに寄り添い、限られた時間の中で指導しています。指導する際のポイントは「褒める」というよりも、「認めてあげる」ことです。単に「上手!」と言うだけではなく、「練習してうまくできるようになったね」「姿勢がすごく良いよね」という具体的な声かけを心がけています。お子さんが来たくなるような教室の雰囲気作りを目指しています。また私自身、明るく話が好きな性分だと自負していますので、自分の性格も含めて来ていただけるようにしたいと思っています。

正しく丁寧な文字を書くことから始まる成長

書道には、芸術的な書と正確に美しい書があると考えています。書家の方がなさっているのは芸術的な書で、アート、美しさ、感性で書くものですが、『あき書道教室』では丁寧に美しい文字を書くことを教えています。書の形を崩すことは後でもできますが、正確に文字を書けるのかということが重要です。作品は書けるけれど、履歴書を書いた時に「あれ?」となったら困りますよね。「はね」「とめ」「はらい」などをできることが基本になってきます。そこを最初にやるべきことだと私は考えています。そして大事なことは長く続けることです。書道は紙とペンがあれば、雨が降っていてもできますし、机と椅子があればいつでもできます。今日は30分だけ練習しようかな、寝る前にやっておこうかなということができるわけです。継続することが何より上達への近道ですし、自分の自信につながることだと考えています。私の生徒さんで中学生の子がいます。その子は授業の板書を自分だけが分かるような文字で書いていました。ただ文字は誰かに伝えるためにあるものです。その子には「はじめは走り書きでもいいから、あとで清書すること」と伝え、継続して通ってくれたおかげで、しっかりと伝わる文字に成長しました。このように正しく丁寧に継続することこそ、素敵な文字を書く秘訣だと考えています。

地域とのつながりを大切にしたイベントと交流

『あき書道教室』では年間を通じてイベントを多く行うようにしています。母の日や父の日には感謝の気持ちを伝えるため、色紙を書かせて準備しますし、年末、ハロウィン、クリスマス、ひな祭りなど、2ヶ月に1回くらいは何かしらのイベントがありますね。お正月には書き初めもします。これらのイベントを通じて、子どもたちに季節感や行事の大切さ、そして文字を書くことで伝わる気持ちを知って欲しいと思っています。最近はメールやLINEのやり取りが主流となり、文字を書く機会が少ないからこそ、体験していただきたいです。またお子さんだけでなく、地域の様々な年代の方にも来て欲しいと考えています。今後は根岸や杉田でも教室を開きますが、場所が変わっても私がいることには変わりません。ぜひ私に会いに来ていただきたいです。そして字と向き合う時間を通じて、継続する力や集中力、そして美しい文字を書く技術を身につけていただきたいですね。構えずに、ぜひ体験に来てください。きっと書道の新しい魅力を発見していただけると思います。私と一緒に、美しい文字を書く喜びを分かち合いましょう。皆様のお越しを心よりお待ちしています。

 

※上記記事は2025年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

あき書道教室 安井 紅翔 先生 (KOSHO YASUI)

あき書道教室 安井 紅翔 先生 (KOSHO YASUI)

  • 出身地:熊本県
  • 趣味:書道 ズンバ
  • 好きな場所:海や川
  • 好きな音楽:決まりはない
  • 好きな映画:流行のもの
  • 好きな言葉:「やらない後悔よりもやる後悔」

INFORMATION

あき書道教室

電話 090-4835-2227
所在地洋光台6-30-30
最寄駅洋光台駅 徒歩14分、杉田駅 約2.1km、新杉田駅 約2.7km
営業時間■こども
[月曜]15:30~19:00
[木曜]16:40~19:00

■大人(月2回)
月曜日 10:30~12:00 14:00〜15:20
木曜日 15:30~16:30

根岸教室(月2回)
火曜日 11:30~15:00
定休日不定休
ジャンル 茶道・華道・書道