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田中 潤 院長(片倉町たなか整形外科)のインタビュー

片倉町たなか整形外科 田中 潤 院長

片倉町たなか整形外科 田中 潤 院長 (JUN TANAKA)

神奈川県横浜市出身。横浜労災病院などの勤務を経て2026年5月に「片倉町たなか整形外科」を開院。

父の背中を追って医師の道へ

父が整形外科医で、長くクリニックをやっていました。患者さんから「ありがとう」と感謝される父の姿を見ているなかで「お医者さんっていいな」と思ったのが、医師を目指したきっかけです。高校生の頃には商社に入って海外駐在するのもいいなと考えた時期もありましたが、やっぱり諦めきれず医師の道に。最終的には、父と同じ整形外科医になりました。これまで脊椎や膝を中心に、外傷を含むさまざまな症例の手術に携わってきましたが、2026年5月に「片倉町たなか整形外科」を開院。地域に根差した「使いやすいクリニック」として、気軽に頼っていただけるような場所にしていきたいと思っています。

専門性を生かして痛みに新たな選択肢を

横浜労災病院では脊椎外科に所属し、主に背骨の疾患を診てきました。ほかにも、川崎にある日本鋼管病院などで膝の診療を中心に経験を重ねてきましたので、当院でも腰や背骨、膝の痛みに対する治療を幅広く行っています。なかでも一番大きな特徴は、手術に頼らず痛みの改善を目指す専門的な治療に力を入れていること。例えば、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなどによる痛みに対して行う「神経根ブロック」。レントゲン透視装置で位置を確認しながら、痛みに関わる神経の周辺に薬剤を注射する治療で、当院では日帰りで対応しています。
また、変形性膝関節症に対しては、従来のヒアルロン酸注射やリハビリ、インソールなどに加え、「Coolief(クーリーフ)」という高周波(ラジオ波)を用いた治療にも対応しています。患者さんによっては「もう少し自分の膝で生活したい」と思う方もいらっしゃいます。もちろん手術が必要な場合もありますが、患者さん一人ひとりの状態や希望に合わせて、できるだけ負担の少ない選択肢も提示したい。「Coolief(クーリーフ)」を導入している医療機関はまだ限られていることもあり、少し離れた地域から来院される患者さんもいらっしゃいます。

小さな不安も気軽に相談してほしい

患者さんと接するうえで大切にしているのは、話をよく聞くこと。特別なことではないんですけど、「遮らない」ということは意識しています。整形外科の痛みは、外から見ただけでは分かりにくいもの。同じ「膝が痛い」「腰が痛い」という症状でも、痛む場所やタイミング、日常生活で困っていることは人によって違います。だからこそ、まずは患者さん自身の話を聞くことが大切だと思っています。
現在は、膝や腰の痛みを抱える高齢の方を中心に、近隣の小学校に通う子どもたちも多く来院しています。小学生であれば捻挫や突き指などのちょっとしたけが、高齢の方であれば膝や腰の痛みなど、相談内容はさまざま。「こんなことで整形外科に行っていいのかな」と迷う必要はありません。膝や腰が痛い時はもちろん、今は特に痛みがなくても、骨密度が気になるという相談でも大丈夫です。特に骨粗しょう症は、自覚症状がないまま進むこともあります。当院では、腰椎と股関節を測定するDXAによる骨密度検査や、血液検査による骨代謝マーカーの評価を行い、状態に応じた治療や予防につなげています。痛くても、痛くなくても、不安なことがあれば相談していただきたいですね。小さな悩みでも、気軽に来てもらえればと思っています。

診療を支える設備とリハビリ

開院する時に考えていたのは、「クリニックでできることは、できるだけ全部やりたい」ということでした。設備についても、かなりこだわっています。開業にあたって用意した資金は、必要だと思う最新の医療機器にフルベットしました(笑)。自分が診療していて、「あの機械があれば、もっと詳しく調べられるのに」と思う状況は、できるだけなくしたかったんです。例えば骨密度の検査に使っているDXA。手首やかかとなどで簡易的に測定する方法もありますが、当院ではより詳しく状態を確認し、将来の骨折予防につなげるための検査や継続的なサポートに力を入れています。超音波診断装置をはじめ、整形外科診療に必要な機器もできる限り新しく、性能の良いものをそろえました。以前勤務していた病院と比べても、診療に必要な道具は充実していると自負しています。設備を整えれば、選択肢が増え、より患者さんにあった治療を考えやすくなるのかなと。自分自身も納得して診療するために、必要な環境を整えました。
また、当院では理学療法士によるリハビリにも力を入れています。症状だけでなく、生活背景や普段の体の使い方なども確認しながら、一人ひとりに合わせたリハビリプログラムを作成。痛みの改善はもちろん、再発予防や日常生活の質を保つことも大切にしています。今はリハビリの予約が1週間ほど先になることもあるので、今後はスタッフを増やして、もっと予約を取りやすくしたいですね。場所を広げることはできないので(笑)、まずはスタッフを増やして、より多くの方にリハビリを活用していただける体制をつくりたいと思っています。

地域の人が「使いやすい」クリニックへ

今後も目指すのは、地域の皆さんにとって使いやすいクリニック。僕自身、待たされるのがすごく嫌いなんです。なので、患者さんの待ち時間もできるだけ短くしたいと思っています。もちろん診療の状況によってお待たせしてしまうことはありますが、クレジットカードを登録していただいて、会計を待たずに帰っていただける仕組みを取り入れるなど、WEB予約のシステムを含めて、少しでも負担を減らせるよう工夫しています。また、美容のメニューも用意していますので、整形外科の受診などと合わせて利用してもらえたらと思っています。痛みがあっても「まだ病院に行くほどではないかな」「こんな小さな悩みで相談していいのかな」と迷う方もいるかもしれません。でも、痛みがひどくなってからでは治療の選択肢が限られてしまうことも少なくありません。痛みの有無にかかわらず、不安なことがあれば気軽に相談していただきたいです。

 

※上記記事は2026年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

片倉町たなか整形外科 田中 潤 院長 (JUN TANAKA)

片倉町たなか整形外科 田中 潤 院長 (JUN TANAKA)

  • 出身地:神奈川県横浜市
  • 趣味・特技:ラーメン巡り、テニス 
  • よく読む本・愛読書:泣くな研修医
  • 好きな映画:「LEON」
  • 好きな言葉:一期一会
  • 好きな音楽:宇多田ヒカル、浜崎あゆみ
  • 好きな場所:ハワイ

INFORMATION

片倉町たなか整形外科

電話 045-481-1349
所在地片倉神奈川県横浜市神奈川区片倉1丁目28-11 やまゆりメディカルブリッジ 4階
最寄駅片倉町駅 徒歩5分、岸根公園駅 約1.5km、三ツ沢上町駅 約1.5km
診療時間[平日]8:45~12:30 14:30~18:00
[土曜]8:45~13:00
休診日日曜・祝日
診療科目 形成外科