杉本歯科医院 杉本 達也 院長 (TATSUYA SUGIMOTO)
日本大学松戸歯学部卒業。東京都の歯科医院勤務を経て、1985年に『杉本歯科医院』を開院(相鉄線「羽沢横浜国大駅」より徒歩7分)。
兄の背中を追うようにして歯科医師の道へ
実家が内科医でした。兄がその跡を継ぐと考えていたのですが、その兄が歯科大学に進み、父から「お前もどうだ」と勧められたことが歯科医師の道へ進むきっかけとなりました。本音を言えば、私は鉄道が好きで、本気で電車の運転手になりたいと思っていたのです。当時は国鉄でしたが、国鉄にするか、相鉄にするか、真剣に悩んでいたのですが(苦笑)。

兄の背中を追いかけるように大学に進み、卒業後も兄が勤務していた東京の歯科医院に勤めました。そちらで6年間修養を積み、1985年に『杉本歯科医院』を開院いたしました。早いもので、来年には開業から40年ということになります。当時からの患者さんもまだおられますし、地域柄もあるのでしょうが、ご高齢の方の割合がだんだんと増えていますね。
患者さんのご希望にできるだけ添えるように
保険診療を中心に、その中でいかに良い治療を提供できるか、ということにこだわっています。それは見た目であったり、形であったり、というところですね。治療の方針に関しては、当然のことながら患者さんのご希望に沿う、ということになります。「ああして欲しい」「こうしてくれ」とリクエストがあれば、できる限りのことをさせていただきますし、仮に「どうしても抜きたくない」と仰るなら、そのようにします。抜かずに残しておくことでお口の環境にマイナスが生じることもあります。それをしっかり伝えた上でなお「残したい」と仰るなら、その方向でできる限りの処置をおこなっていきます。歯科医師の希望ではなく、患者さんのご希望に沿うことが、最も優先されることだと思うのです。
モノづくりへの興味が技工の技術の習得にプラスに
「作る」ことが好きなこともあって、技工物を扱うことは得手と言えるかもしれません。クラウン(被せ物)も金属の時代は自ら手がけていましし、今現在も義歯の修復は私自身でおこなっています。

ご高齢の患者さんが多いものですから、自然、義歯を扱うことは多くなります。総入れ歯の場合、口の中のどこかに当たって「痛い」ということがよく起こります。であれば、まず痛みを取ることが優先されます。あとで修理は効きますから、まず痛みがないようにするということですね。その上で、ご不自由がないよう、調整を繰り返していくことになります。お口の中は年月を重ねていくに従って変化していきます。その変化に対応できるのが、義歯の最も優れた点と言えるかもしれません。
次の世代に引き継いでいただくことも私たちの役割の1つ
予防歯科で定期的に来院される患者さんがすごく増えたことを実感しています。実際のところ、定期的にいらしてるとお口は良い状態に保たれていることが多いと思いますし、患者さんの方から「前回と比べてしっかりみがけてますか?」とお尋ねいただくことも増えました。意識の高まりがお口の健康を保っていると言えるでしょう。これは私がどうこうではなく、歯科医療に関わるすべての人たちの地道な努力が結果として現れてきている、ということだと思います。
私は現在、神奈川区の歯科医師会・副会長という役目を仰せつかっています。神奈川区だけではなく、横浜市や県も含めれば、開業以来、もうずっと歯科医師会の仕事に携わっていることになります。若い世代の歯科の先生方は、私たちの頃と違い、何かと大変だと思うのです。でもその一方で、公の役割を担う歯科医師会の仕事を引き継いでいっていただく必要があります。次の世代に託すものとしては、なるべく引き継いでいただくことをシンプルに、負担の少ないものとし、地域の皆さんに貢献する役割を担っていっていただければと考えています。
地域のみなさんへメッセージ
テレビを見れば、歯科に関する様々な啓蒙的なPRを目にすることができます。知っているだけで役に立つ情報もありますし、映像が脳裏に残っていれば「あ、あのことね」と医院での会話がスムーズに運ぶこともあります。歯科の立場から大事なことを伝えようと作られたものですので、ご覧になった時は気に留めていただければ嬉しいですね。
年齢に関係なく、定期的な検診がお口の健康を保つには重要です。悪いところがあれば治療をすることがもちろん必要ですが、健康なうちに歯科医院へ足を運んでいただき、気になることがあれば気軽に相談していただければと思います。
※上記記事は2024年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

杉本歯科医院 杉本 達也 院長 (TATSUYA SUGIMOTO)
杉本歯科医院 杉本 達也 院長 (TATSUYA SUGIMOTO)
- 出身地:神奈川県横浜市
- 趣味・特技:バンド演奏(ベース、ドラム)
- 好きな作家:阿刀田 高
- 好きな映画:SF
- 好きな音楽・アーティスト:洋楽(ポップス、ソウル)
- 好きな観光地:京都
- 座右の銘:「人からされて嫌なことは人にしない」

