老川 秀紀 院長(おいかわ歯科クリニック)のインタビュー
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おいかわ歯科クリニック 老川 秀紀 院長

おいかわ歯科クリニック 老川 秀紀 院長 (HIDEKI OIKAWA)

2003年『日本大学歯学部』卒業。横須賀市の『初声歯科クリニック』で約4年、銀座の医療法人で院長を約3年務めた後、上大岡で『おいかわ歯科クリニック』を開業。日本口腔インプラント学会指導医(2024年取得)の資格を保持し、通算3500本以上のインプラントを埋入実績を持つ。(京浜急行 横浜市営地下鉄 上大岡駅 徒歩1分)

医師への夢、そして歯科医師としての覚悟

実を言うと、私は元々医学部志望でした。一浪しても届かず、親の勧めで日本大学歯学部に進学しました。親族に医療関係者はいませんでしたが、小学生の頃から「医師になりたい」という夢だけは持ち続けていました。大学6年生の時、最後にもう一度だけ医学部受験に挑戦しました。歯科医師の国家試験には受かる自信があったので、「最後の挑戦をさせてほしい」と親に頼み込みました。結果は不合格。でも、面接官に言われた「一度歯医者をやってみたらいいんじゃないか」という一言で、ようやく吹っ切れたのです。やりきったからこそ、この道で精一杯やろうと心から決意できました。あの瞬間が、私の歯科医師人生の本当のスタートだったと思います。2003年に『日本大学歯学部』を卒業後、横須賀市の三崎口にある『初声歯科クリニック』で約4年、その後、銀座の医療法人で院長を約3年務め、ここ上大岡で『おいかわ歯科クリニック』を開業しました。

なぜ上大岡だったのか

開業場所は最初から上大岡と決めていました。実家が金沢文庫で横浜が好きだったのでまず横浜で開業することは揺るぎませんでした。そしてこの地を選んだ一番の理由は土地勘です。どういう街で、どういう方々が暮らしているか。それが分かっている場所でやりたかったんです。以前勤めていた銀座はオフィス街で、住んでいる方がほとんどいませんでした。地域に根ざしている実感が薄く、正直寂しかったのです。上大岡は違います。横浜駅の次に乗降客数が多い駅でありながら、地域に根ざした温かさもある。人の流れと地域の絆、このバランスが気に入っています。ですので他の駅は一切見ませんでした。自分の足で上大岡の物件を探し回り、ここに決めました。

卒業1年目から始まったインプラント治療との出会い

私がインプラント治療にのめり込んだきっかけは、最初に勤務した三崎口の医院での経験です。農家や漁師の方が多く、歯を失って入れ歯で苦労されている方がたくさんいました。当時の院長が「全部自分でやれ」というスタンスだったので、卒業1年目からインプラント治療を任されました。本当に必死でした。でも、患者さんがすごく喜んでくださったんです。その笑顔を見て、もっと勉強して極めたいと思うようになりました。インプラントは顎の骨に人工の根を作る治療で、入れ歯のような取り外しの手間がなく、天然の歯と同じような力で噛めます。さらに重要なのは、ブリッジのように周囲の健康な歯を削らなくて済むこと。残っている歯を守れる「予防的」な治療なのです。たとえインプラントが数十年後にダメになっても、その間ずっと周りの歯を守ってくれたと考えれば、十分に価値があります。忘れられないのは、80代後半でインプラントを入れられた患者様のことです。その方が亡くなる直前まで「最後まで自分の口で美味しく食べられた。インプラントを入れて良かった」とおっしゃっていたと、ご家族から伺いました。地域で長く診させていただいているからこその喜び。心から感じた瞬間でした。

「嫌な場所」ではなく「前向きに来られる場所」に

私の診療のモットーは「患者さんの笑顔を作ること」これにつきます。これは医院のミッションとしてスタッフ全員で共有しています。歯科医院を「嫌な場所」ではなく、前向きに来ていただける場所にしたい。そう願っています。当院の大きな特徴は、歯科技工士が2名常駐していることです。外部に発注するのではなく、技工士が直接患者さんのお口を見て、私たち歯科医師と相談しながら作る。この密な連携が、精度を大きく変えます。患者さんから直接「ありがとう」と言われることが、技工士のモチベーションにもなっています。診療室は10台のユニット(診療台)すべてが個室です。プライバシーを完全に守り、隣の方に治療内容を知られることはありません。専用の手術室も広く確保し、CT、口腔内スキャナー、マイクロスコープなど、現代の歯科医療に必要な設備はすべて揃えました。来院される方は幅広く、生まれたばかりの赤ちゃんから90代の方まで。ご家族4世代で通ってくださる方もいます。紹介で来られる方が多いのですが、私がインプラント学会の指導医であることを知って、遠方から1時間以上かけて来られる方もいらっしゃいます。

これからも、質を追求し続ける

今、私が力を入れているのはデジタル対応です。AIやデジタル化が加速する中で、アナログで培ってきた質を落とさず、デジタルで精度を高める。若い世代に負けないよう、最新の機材を使いこなし、「できないことはない」状態でいたい。そう考えています。最後に、地域の皆様へお伝えしたいことがあります。ぜひ「かかりつけ医」を持ってください。当院でなくても構いません。歯科の受診率を上げ、問題を未然に防ぎ、早めに異変に気づく。それが結果として全身の健康に繋がります。お口の健康は、美味しく食べること、楽しく会話すること。生き生きとした生活に欠かせないものです。何かお困りのことがあれば、いつでも気軽にご相談ください。この上大岡の地で、皆様の笑顔を守り続けていきたいと思っています。

 

※上記記事は2026年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

 

おいかわ歯科クリニック 老川 秀紀 院長 (HIDEKI OIKAWA)

おいかわ歯科クリニック 老川 秀紀 院長 (HIDEKI OIKAWA)

  • 出身地:横浜市金沢区
  • 趣味:テニス
  • 好きな場所:箱根神社
  • 好きな音楽:『TUBE』、『シャーデー』
  • 好きな映画:『名探偵コナン』
  • 好きな本:ビジネス書籍
  • 好きな言葉:理念なき行動は凶器であり、行動なき理念は無価値である

INFORMATION

おいかわ歯科クリニック

電話 045-849-1344
所在地上大岡西1-10-11  ウスイクリニックビル6F・7F
最寄駅上大岡駅 徒歩2分、上大岡 徒歩2分、港南中央 約1.4km
診療時間[平日]9:30~13:00 14:30~18:30
[土曜]9:00~13:00 14:00~17:00
休診日日曜・祝日
診療科目 歯科 矯正歯科 小児歯科 口腔外科