小泉 富士雄 院長(小泉歯科医院)のインタビュー
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小泉歯科医院 小泉 富士雄 院長

小泉歯科医院 小泉 富士雄 院長 (FUJIO KOIZUMI)

『神奈川歯科大学』卒業後、『横浜市立大学附属病院』および『那覇市立病院』の口腔外科で計5〜6年勤務。その後、一般歯科で4年の経験を積み、2023年に『小泉歯科医院』の院長に就任し今に至る。(市営地下鉄ブルーライン 上永谷駅 徒歩4分)

口腔外科でみっちり5〜6年。全身を診る歯科医師としての土台

私はもともと、父が営むこの歯科医院を引き継ぐことを漠然と意識しながら育ちました。「きっと引き継ぐんだな」という感覚で歯科医師の道を選んだのが正直なところですが、学んでいくなかで本当に面白いと感じるようになり、今ではこの仕事に就けてよかったと心から思っています。『神奈川歯科大学』を卒業後、『横浜市立大学附属病院』の口腔外科で研修を積み、その後は『那覇市立病院』の口腔外科へ。計5〜6年間、総合病院という環境で口腔外科をみっちりと学びました。その後、一般歯科で4年ほど経験を積んでからこの医院に戻ってきたのが、私のキャリアの流れです。口腔外科を選んだのは、今後ますます進む高齢化社会を見据え、「全身を学べる場所に行きたい」と考えたことがきっかけでした。総合病院で糖尿病や癌など様々な全身疾患を持つ患者さんを多く経験できたことは、今の診療に欠かせない財産です。特に一般歯科には多くの患者さんが来られ、その背景は様々。何気なく選んだ道でしたが、振り返ると自分にとって最良の選択でした。全身疾患を抱える患者さんと向き合うときも「どうしたらいいかわからない」という不安がないんです。ベースがしっかりしているからこそ、揺らがずに治療に臨めます。

ゆとりある診療室と充実した設備が生む、安心の空間

当院の診療室は、1室1室をゆったりとした広さで設計しています。本来であれば6台の診療ユニットが置ける空間を4台にしているため、各部屋に十分なゆとりが生まれます。全室しっかりと仕切られているためプライバシーも確保され、スタッフが動く際もゆとりある動線で治療のクオリティにも直結していると感じています。設備面ではCTやマイクロスコープを完備しており、一般的な歯科治療から口腔外科的な処置まで幅広く対応可能です。インプラントはもちろん、口の中の出来物の診断・治療も行っており、必要に応じて『港南台南部病院』や『横浜市立大学市民総合医療センター』への紹介もスムーズに行えます。以前に両院に勤めていた経緯があるため、顔の見える連携ができる点は当院の強みのひとつです。スタッフは常勤の歯科衛生士2名、パートの歯科衛生士1名、受付2名という体制で、父も現役で診療にあたっています。「働いていて苦痛にならないように」という環境づくりを大切にしており、その空気感が患者さんへの対応にも自然と表れていると感じています。

「長持ちする治療」を追い求めて。自費診療への真摯な姿勢

診療において私が常に意識しているのは、少しでも長持ちする治療をするということです。そのためにしっかりと治療の時間を確保し、その中でできる限りのことをやり抜く。特に自費診療に関しては「ずっと持ってほしい」という思いがあるので、丁寧さへの意識がさらに高まります。正直歯の治療は、一度大きく崩れてしまうと保険診療では対応に限界があります。自由診療で対応しようとすると、場合によっては何百万円というコストがかかることもある。だからこそ今の状態をできるだけ長く維持することが、長期的に見て患者さんにとって一番良い選択です。美味しく食べ続けるために、今の歯としっかり向き合ってほしいというのが、私の率直な気持ちです。

「泣いた患者さん」が教えてくれた、歯を守ることの大切さ

今でも印象深く心に残っている患者さんがいます。長年忙しくて歯磨きができず、気がついたときには歯の状態が大きく悪化してしまっていた方です。「なぜ今まで歯を大事にしてこなかったんだろう」と、診察室で涙を流されました。多くの歯を抜かなければならない状態でしたが、なんとか入れ歯で噛める状態まで回復することができました。それ以来、残っている歯を丁寧に磨き、定期的に通ってくださるようになりました。もう少し受診が遅れていたら、さらに多くの歯を失っていたかもしれない。治療してよかったと、素直に思えた経験でした。歯は、家や車と違って「建て直す」「買い換える」ということが基本的にはできません。お金はどちらもかかるけれど、歯の場合は一度失った状態を完全に元に戻すことが難しい。まして、自分の天然の歯は二度と戻りません。そのことをあの患者さんが身をもって教えてくれました。

まず歯磨きを。そして勇気を出して来てください

港南区のこのエリアは高齢者の方が多く、定期的に歯科へ通う習慣がついていない方も少なくありません。「痛くないのになぜ歯医者に行くのか」という声をよく聞きますが、歯磨きや定期検診は将来の自分への投資です。当院では治療後も定期的にお越しいただき、健やかな状態をキープできるよう、歯科衛生士からも汚れの状況や予防の大切さをお伝えするようにしています。地域の皆さんへ伝えたいのは、「まず丁寧に歯磨きをしてほしい」ということです。それが将来のコストを最も抑え、おいしく食べ続けられる一番の秘訣です。すでに歯が気になっているけれど恥ずかしくて来られない方も、どうか安心してお越しください。そのような方をたくさん拝見してきているので、気にせず来ていただければと思います。また、口の中に気になる出来物がある方も、ぜひ早めにご来院ください。良いものか悪いものか、こちらで判断できることが多いので、一人で抱え込まずにまず相談に来てください。

※上記記事は2026年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

小泉歯科医院 小泉 富士雄 院長 (FUJIO KOIZUMI)

小泉歯科医院 小泉 富士雄 院長 (FUJIO KOIZUMI)

  • 出身地:横浜市港南区
  • 趣味:スキー
  • 好きな場所:自宅のベッドの上
  • 好きな映画:タイタニック
  • 好きな本:金持ち父さん貧乏父さん
  • 好きな言葉:怠惰を求めて勤勉に行き着く

INFORMATION

小泉歯科医院

電話 045-843-8241
所在地丸山台3-2-5
最寄駅上永谷 徒歩4分、下永谷 徒歩15分、港南中央 約2.3km
診療時間[平日]9:30~12:45 14:30~19:00
[土曜]9:15~12:30 14:00~17:00
休診日木曜・日曜・祝日
診療科目 歯科