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相馬 学 院長(山田歯科医院)のインタビュー

山田歯科医院 相馬 学 院長

山田歯科医院 相馬 学 院長 (Manabu Souma)

新潟県出身。大学卒業後は、横浜の歯科医院に勤務。その後、銀座の大型診療所で30年以上にわたり勤務し、欠損補綴やインプラントを専門とする。2025年8月より山田歯科医院を継承。

医療が身近だった環境で育ち、自然と選んだ道

父は普通のサラリーマンでしたが、母の家系には医師が多く、伯父たちは全員が医師という家庭でした。いとこたちも医師や歯科医が多かったのもあって「将来は自分も医療に関わるのかな」と、ごく自然に思っていたんですよね。特に強いきっかけがあったわけではなく、流れの中で迷わず歯科医の道を選んだ、というのが正直なところです。自分も人の役に立てる仕事がしたいという気持ちもありました。

生まれも育ちも新潟で、大学もそのまま地元の大学に進学しましたが、大学時代に所属していたテニス部の先輩が卒業後、横浜の歯科医院に勤めていたんですね。その先輩に誘われる形で、横浜に。自分は長男だったんですけど、「自分の力でやってみたい」という思いが勝り、地元を出て新しい生活を始めました。それからずっと横浜に住み続けています。住めば住むほど、この街の人の温かさや暮らしやすさを感じますね。今では、横浜が地元といった想いですね。

これまで培った技術を活かして

その後、銀座の大型の歯科クリニックに勤務し、約30年以上、歯科医として経験を積みました。そこでは多くの専門医が在籍しており、私は欠損補綴(けっそんほてつ)やインプラントを専門に担当していました。患者さんの層は働き盛りの40〜60代が中心で、スピード感のある現場でしたが、その分だけ技術も知識も磨かれたように思います。ですが、長年勤務するうちに、「自分のペースで患者さんに向き合いたい」「地域に根ざした医療をやりたい」と思うようになり、退職を決意しました。そんななか、後輩の紹介で当院の前院長である山田先生と出会い、医院を引き継ぐことに。最初にお話をいただいたのが2025年の3月ごろ。その後、5月ごろから通い始めて、本格的に院長として勤務するようになったのが8月なので、引き継ぐと決めてからは早かったですね。山田先生の理念に賛同できるところが多かった、というのも決め手でした。実は、最初に務めた歯科医院が西区だったんです。また30数年ぶりに同じ西区に戻ってこられたというのも縁を感じます。

100年の歴史を受け継ぐ、新しいスタート

この医院は私で3代目となり、創業からおよそ100年。長い歴史のある歯科医院です。地域の方々のなかには、先代や先々代のころからずっと通われている方も多くいらっしゃいます。90歳や100歳近い方もいらっしゃるんですよ。皆さんとても元気ですね。長く続いている医院ですから、院長を引き継いだ当初は「あなた誰ですか?」という反応もありました(笑)。それでも、治療だけでなく生活やご家族のお話をじっくり伺ううちに、少しずつ打ち解けてきたように思います。患者さん一人ひとりの背景を理解することが、良い治療につながる。そう実感しています。そのためにも、お話をしっかりと聞くことを心がけています。耳が遠い方には、ゆっくりと大きな声で話すなど、サラリーマン世代の多かった前職のクリニックとはまた違った対応が必要だなと感じることも少なくないですね。

義歯治療を中心に、心と体の健康を支える

当院の特徴は、義歯(入れ歯)の治療が全体の7〜8割を占めていることです。義歯は日常生活に直結するため、壊れたり不具合が出たりしたときにはすぐに対応するよう心がけています。食事ができないというのは、日常の楽しみを失うことにもつながりますから。また、高齢の方は高血圧や糖尿病などの全身疾患をお持ちのケースも多いので、お薬の情報をしっかり伺い、必要に応じて主治医の先生と連携を取ることも重要だと考えています。治療そのものだけでなく、咀嚼や嚥下といった口腔機能を維持することも、健康寿命を延ばすためには欠かせません。義歯を「噛むための道具」としてだけでなく、「健康を支える手段」として提供できるよう意識しています。

地域とともに、新しい歯科医院づくりを

現在の患者さんのほとんどが、近隣にお住まいの方々です。今は少し遠くに住んでいるのに「ここじゃなきゃ」と言って通ってくださる方もいます。そうした信頼関係は、100年という年月の中で積み重ねられてきたもの。この歴史を絶やさず受け継いでいくことに、大きな責任とやりがいを感じています。前院長も山田先生も週に一度ほど来てくださり、「困っていることはない?」と気にかけてくださるので、とても心強いです。

今後は、高齢者向けの治療を中心にしつつ、地域に住む若い世代にも来ていただけるよう、審美的な治療やホワイトニングなどの新しいメニューにも力を入れていきたいと思っています。長く続いている医院なので、そういった新しい治療が得意ではないと思われているかもしれませんが、前職の経験もありますので、ぜひ一度ご相談いただけたらと思います。近くには小学校もありますから、子どもたちやそのご家族が気軽に立ち寄れるような医院にもしたいですね。子どもの頃から通っている方が、大人になって今度は自分のお子さんと一緒に来院してくださるような、これからも世代を超えてつながる歯科医院でありたいと思っています。100年続く歯科医院として、まずはその伝統をきちんと継承することが大切なのかなと。地域のみなさんが「ここに来れば安心」と感じられるような場所を、これからも守り、育てていきたいです。

 

   ※上記記事は2025年10月に取材したものです。
    時間の経過による変化があることをご了承ください。

 

 

山田歯科医院 相馬 学 院長 (Manabu Souma)

山田歯科医院 相馬 学 院長 (Manabu Souma)

  • 出身地:新潟県
  • 好きな本:自己啓発の本
  • 好きな映画:邦画
  • 好きな言葉:一生懸命
  • 好きな音楽:J-POP
  • 好きな場所:横浜

INFORMATION

山田歯科医院

電話 045-231-8026
所在地伊勢町2丁目106 フロイデンハイム上原1F
最寄駅戸部駅 徒歩8分、高島町駅 徒歩10分、みなとみらい駅 徒歩15分
駐車場2台
営業時間[月曜・火曜・金曜]9:30〜12:30 14:30〜17:30
[水曜・土曜]9:30〜13:00
定休日木曜・日曜・祝日
診療科目 歯科 小児歯科
特徴 ●一般歯科●小児歯科●妊婦歯科健診●歯周病検診●マイナ保険証対応