上木 康文 院長(うえき矯正歯科クリニック)のインタビュー

うえき矯正歯科クリニック 上木 康文 院長

うえき矯正歯科クリニック 上木 康文 院長 (YASUFUMI UEKI)

『明海大学歯学部』卒業後、矯正の講座で研修を積む。1999年港南台で開業し、矯正歯科専門医として25年以上地域医療に貢献。日本歯科専門医機構「矯正歯科専門医」および「臨床研修指導医」資格を保有。(京浜東北線 港南台駅 徒歩3分)

親戚の姿を見て憧れた矯正歯科の道

私は『明海大学歯学部』を卒業後、矯正の講座に残って研修を積み、1999年にこの港南台で開業しました。なぜ港南台を選んだかというと、妻がこの近くの出身だったんです。それが大きなご縁でしたね。矯正歯科を目指したきっかけは、親戚が矯正歯科医をやっていたことです。その姿を見て興味を持ち、私自身も大学に入ってから矯正治療を経験しました。実際に矯正歯科医として働き始めてからは、これが本当に一番良い選択だったと実感しています。非常にクリエイティブで、診療が楽しいんですよ。患者さん一人ひとりが全く違う動きを見せ、違う結果になります。普通の歯科と違って、一人の患者さんと4年から5年という長い期間お付き合いするので、コミュニケーションを積み重ねていくのがすごく楽しいんです。
治療が進む中で信頼関係が深まり、患者さんの生活の変化も見守ることができる。最後に綺麗になった時、患者さんがすごく喜んでくださるのは何よりの喜びです。そこに様々な工夫を加えながら、一人ひとりの個人差を補っていくところに、矯正歯科のやりがいを感じています。

根拠に基づく確実で安心・安全な治療

診療において私が大切にしているのは、新しいものも取り入れながら、しっかりと根拠のある、科学的に正しい、確実で安心・安全な治療を心がけることです。最近は様々な新しい手法が出てきていますが、本当に安心・安全なのか疑問な点が多いものも少なくありません。長い経験の中で培った、自分ができる・できないという明確な判断基準に基づき、正しい治療を提供することを大切にしています。また今の世の中はインターネット上に間違った情報が溢れており、それを正しいと思って質問される方も多いんです。強く否定はしませんが、医療情報が氾濫している中で、できるだけ正しい情報を患者さんにお伝えしたいと考えています。特に審美性が大きく含まれる矯正の分野はその傾向が強いため、時間をかけて細かく説明するよう努めています。患者さんが納得して治療を選択できることが何より重要だと思っています。

矯正専門医として特殊な治療にも対応

当院の大きな特徴は矯正歯科専門であることです。スタッフは歯科衛生士が4名と、ドクターが私の他にもう1名おり、全員で矯正専門の診療にあたっています。臨床経験の豊富な矯正専門のドクターが2名常勤していますので、はじめから終了まで、責任を持って治療を行っていきます。また「顎変形症」という、手術を伴って顎の歪みを治す治療も積極的に行っています。これは保険適用になりますし、かなり遠方からも患者さんがいらっしゃいます。こうした特殊な治療を非常に得意としているんです。
来院される患者さんの目的は、大半が審美的な問題です。歯のガタガタ、出っ歯、最近では歯茎が見えすぎるガミースマイルを気にされる方が多いですね。きっかけは見た目であることがほとんどです。年齢層は小学生から最高齢は60代まで幅広く、大人の患者さんも非常に多いです。お子さんの治療をしていると、それを見た親御さんもやりたくなるようで、親子で通われているケースも結構あります。設備としてはCTがあります。
当院は「顎口腔機能診断施設」の届出をしているため、顎変形症など特定の疾患には保険適用の矯正治療が可能です。また私は2023年に新設された日本歯科専門医機構の「矯正歯科専門医」の第1回審査にパスしており、さらに「臨床研修指導医」の資格も持っています。この両方を持っている歯科医は日本でもまだ少ないはずです。

患者さんの人生に寄り添う喜び

港南台は開発から50年ほど経ち、高齢化が進んでいる地域という話も聞きますが、非常に穏やかなところで気に入っています。患者さんも良い方ばかりです。印象に残っているエピソードとして、治療が終わって喜んでくださった方が、「先生から結婚式のビデオメッセージをいただきたい」とおっしゃってくださったのには本当に嬉しかったですね。また、開業して25年から26年になりますが、当時中高生だった子が親になり、今度はそのお子さんを連れてきてくれる「親子二代」の受診が増えています。かつて私が治療した患者さんのお子さんを診させていただけるというのは、歯科医師として本当に光栄なことです。先輩医師から「矯正は期間が長いから患者さんの人生に寄り添うものだ」と言われたことがありますが、本当にその通りだと感じています。

これからも質の高い医療を地道に

私が考える矯正のメリットは、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上です。やらなくても生きてはいけますが、見た目が良くなることで自信を持つことができます。また、噛み合わせという本質的な部分を直すことで、口呼吸や口の閉じづらさといった機能的な問題も改善できるんです。噛み合わせが良い人ほど将来的に多くの歯が残っているというデータもあり、生涯的な医療コストを下げる予防の側面もあります。矯正治療は見た目だけでなく、将来の健康への投資でもあるんですね。
今後は新しい技術に飛びつくのではなく、今できることを地道に、コツコツと継続していきたいと思います。最終的には人の腕が重要だと考えています。自分の中で確立された根拠に基づき、質の高い医療を今のペースで提供し続けたいと思います。歯並びや口元のことで気になることがあれば、気軽に相談してください。スタッフも明るく優しい者ばかりです。相談だけで終わっても、これは直せませんという結果になっても構いません。まずは一歩踏み出していただければ幸いです。

 

※上記記事は2026年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

 

 

うえき矯正歯科クリニック 上木 康文 院長 (YASUFUMI UEKI)

うえき矯正歯科クリニック 上木 康文 院長 (YASUFUMI UEKI)

  • 出身地:愛媛県松山市
  • 好きな場所:沖縄
  • 好きな映画:邦画全般
  • 好きな本:浅田次郎

INFORMATION

うえき矯正歯科クリニック

電話 045-830-0911
所在地港南台3丁目3−1
最寄駅港南台駅 徒歩3分、港南台 徒歩3分、洋光台駅 約2.0km
診療時間[月・火・木・金・土]10:00~12:30  14:30~18:30
[第1日曜]10:00~13:00
休診日水曜
診療科目 歯科