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高原 楠旻 院長(横浜歯科口腔外科クリニック)のインタビュー

横浜歯科口腔外科クリニック 高原 楠旻 院長

横浜歯科口腔外科クリニック 高原 楠旻 院長 (NAMIAKI TAKAHARA)

『新潟大学歯学部』卒業後、『東京医科歯科大学顎口腔外科』に入局。医員・助教・講師を経て、2026年に『横浜歯科口腔外科クリニック』を開設し今に至る。(相鉄本線・JR埼京線 羽沢横浜国大駅 徒歩10分)

口腔外科一筋20年。「やれることが増えると、次が見えてくる」

私が歯科の道に進んだのは、医療系に携わりたいという気持ちからでした。最初から明確な目標があったわけではありませんが、学ぶほどに歯科という分野の面白さが見えてきました。見た目と機能のちょうど良いバランス、金属やセラミックのような無機質な人工材料と、自然に治癒していく生体反応が共存する世界。話す・食べる・見た目という、日常のあらゆる場面に直結した分野でもあります。そうした幅広い知識が求められる点こそが、歯科の奥深い面白さだと今も感じています。口腔外科を選んだのは、学生時代の実習で面倒見の良い教授が「口腔外科って面白いぞ」と声をかけてくれたことがきっかけです。他の分野でそんなふうに誘ってくれる教授はいなかった。何より、手術によって患者さんが劇的に変わる姿に「こんなことができるんだ」と純粋に驚きました。「歯医者は虫歯を治したり入れ歯を作ったりするものだ」という入学前のイメージが、あの瞬間に大きく塗り替えられたのです。その驚きが、口腔外科の道を歩み続ける原点になっています。『新潟大学』卒業後は『東京医科歯科大学』の顎口腔外科に入局し、口腔外科一筋に20年以上歩んできました。最初はトレーニングが大変で辛い時期もありましたが、できることが増えてくると次はこれに挑戦したいという気持ちが自然と湧いてくるんです。留学生との交流や国内外の学会発表を通じて世界が広がり、気づいたら20年以上が経っていました。そんな世界にいたので、少し浮世離れしているかもしれませんが、それだけ夢中になれる仕事に出会えたのだと、今は思っています。

縁とタイミングが重なった、新たな一歩

開業は、もともと強く望んでいたわけではありません。ただ、ある時期に身の振り方を真剣に考えたとき、人と少し違う形でやってみたいという気持ちが芽生えたんです。口腔外科の医師が開業して全身麻酔の手術まで行うスタイルは国内ではほとんど例がなく、新しい仕事の形を切り拓けることへの高揚感を覚えていたのです。理事長・大橋先生のグループ医院である『横浜駅西口歯科』で非常勤として診療していたご縁から、移転予定だった脳神経外科病院の跡地に、立派な手術室が残ることを知りました。口腔外科の手術には手術室と術後管理の両方が欠かせませんが、ここではその両方が揃っていた。さらに隣には連携できる脳神経外科病院もある。こんなに恵まれた環境はなかなかありません。「先生、ここでやりませんか」というお声がけに、ワクワクする気持ちとともに「やってみよう」と踏み出しました。大学病院に残り続けるか、一般歯科として開業するか。その二択が多い中で、縁とタイミングが重なってこの場所にたどり着いた。こういった開業は一人ではできないもの。タイミングと人との縁がいかに大切か、今もそれを強く感じています。

顎変形症の専門クリニックとして、患者さんに寄り添う体制

当院の専門は顎変形症です。顎が出ている、引っ込んでいる、歪んでいるといった症状に対し、噛み合わせを整える手術を手がけています。全身麻酔に対応した手術室を完備し、隣接する脳神経外科病院のベッドをお借りして入院管理を行う体制も整えており、術後も毎日患者さんのもとへ足を運び、口腔内の消毒も私自身が担当します。施設を間借りしているだけでなく、担当医として最後まで責任を持って関わるスタイルです。顎変形症の治療は、手術単独では成り立ちません。矯正歯科治療と口腔外科手術の組み合わせで完成するものです。矯正の先生からご紹介いただいたり、当院から矯正の先生をご紹介したりしながら、チームとして取り組んでいます。大学病院では手術まで3か月・半年待ちになることも珍しくありませんでしたが、当院ではスケジュールを柔軟に調整できます。患者さんのご都合に合わせやすい体制は、当院ならではの強みのひとつです。一般歯科診療は行っておらず、顎変形症をはじめとした口腔外科治療に専念しています。手術後も担当医が傍にいる、その安心感をここでなら届けられると確信するのです。

「鬼の手、仏の心」。患者さんの人生に寄り添うやりがい

顎変形症を抱える方の中には、中学・高校時代に見た目のことでつらい思いをした経験を持つ方も少なくありません。長年のコンプレックスが手術によって解消され、「彼氏ができました」「人生が明るくなりそうです」といったお手紙やメッセージをいただくことが何度もありました。機能面の改善はもちろんですが、こうした心の変化に寄り添えることが、この仕事の大きなやりがいです。副院長の柴田が患者さんからいただいた掛け軸に「鬼の手、仏の心」という言葉があります。外科医として高い技術を持ちながら、患者さんには常に温かい心で接するという意味です。手術では少なからず痛みや負担をおかけする場面もある。だからこそ、この言葉を胸に刻みながら診療に向き合ってきました。外科医としての技術と患者さんへの誠実さ、その両方を大切にしていきたい。そう思えるのも、コンプレックスを乗り越えた患者さんの笑顔があってこそです。

「大学病院のレベルを超えた医療を」。ワールドクラスを目指して

よく「大学病院レベルの医療を提供します」という言葉を目にしますが、私の目標はその先にあります。1,000例を超える顎変形症手術の経験と、最新のデジタル技術を活用した治療シミュレーション、充実した入院管理体制。これらを組み合わせることで、地域のクリニックでありながら大学病院以上の医療環境を実現する。それが今の、確かな目標です。日本でこうした形の専門クリニックを運営しているところはまだ少ない。そのトップランナーとして、世界に通じる水準を目指していくつもりです。「口のトラブルがある」「大学病院は混んでいて受診しにくい」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ気軽にご相談ください。これまでの人との縁の上に成り立ってきたこのクリニックを、これからもその縁と繋がりを大切にしながら育てていきます。これからよろしくお願いいたします。

※上記記事は2026年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

横浜歯科口腔外科クリニック 高原 楠旻 院長 (NAMIAKI TAKAHARA)

横浜歯科口腔外科クリニック 高原 楠旻 院長 (NAMIAKI TAKAHARA)

  • 出身地:横浜市
  • 趣味:サッカー観戦
  • 好きな場所:新潟
  • 好きな映画:アクション系
  • 好きな本:ハードボイルド小説
  • 好きな言葉:意志あるところに道あり

INFORMATION

横浜歯科口腔外科クリニック

電話 045-620-0418
所在地羽沢町〒221-0863 横浜市神奈川区羽沢町888番地 2F
最寄駅羽沢横浜国大駅 徒歩9分、片倉町駅 約2.1km、三ツ沢上町駅 約2.2km
駐車場3台
診療時間[平日]10:00~13:30 14:30~19:00
[土曜・日曜・祝日]10:00~13:00 15:00~18:30
休診日HPのお知らせをご覧ください。
支払方法現金・クレジットカード
Web https://www.ywgd-ogs.com/
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診療科目 歯科 歯科口腔外科 口腔外科
特徴 サージェリーファースト(自由診療)●美容目的の手術(自由診療)●全身麻酔●プレート除去 ●術前検査(CT・血液・心電図)●オトガイ●両顎