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内田 競 院長(うちだ歯科)のインタビュー

うちだ歯科 内田 競 院長

うちだ歯科 内田 競 院長 (KEI UCHIDA)

1993年『日本大学歯学部』卒業。同年より横浜市西区の鶴見歯科医院に6年間勤務。1999年10月、鶴見中央にて『うちだ歯科』を開業。2022年からは現在の場所に移転し今に至る。(JR鶴見線鶴見駅 東口 徒歩5分)

小学生の夢が、30年以上続く情熱に

「人の命を救う仕事がしたい」小学校低学年の時にやっていた医療ドラマや、ヘレン・ケラー、ナイチンゲール、野口英世。子供の頃に読んだ偉人たちの本が、医療への憧れを育ててくれたのです。高校生になり一生懸命勉強しましたが、力及ばず医学部の受験を断念しました。兄が医学部に進んだこともあり、それならと考えまして、歯学部を受験して今に至ります。遠回りかもしれませんが、この道を選んで本当に良かったと思っています。開業して間もない頃、歯科医師会に入会したことも、大きな転機でした。今の若い世代は孤立している傾向がありますが、私は横や縦の繋がりを大事にしたかったんです。診療で行き詰まった時、先輩たちが惜しみなくアドバイスをくれる。この支えがあったからこそ、30年以上続けてこられました。そして何より、患者さんの痛みを止め、「ありがとうございました」と笑顔で帰られる瞬間。この喜びは、30年以上経った今も色褪せません。

「断らない」という約束、その理由

ドクターは私1人。それでも、とにかく断らないようにしています。それは、「断られた」という声をあまりにも多く聞いてきたからです。歯が痛い時、困っている時に断られる辛さを、私は知っています。だから、診たからには最低限のことはやってあげたい。それが私の信条です。スタッフと共有しているモットーがあります。「初診の飛び込みは必ず診る」「急患は絶対に断らない」この2つです。もう一つ大切にしているのが、一人ひとりのパーソナリティを理解すること。冗談が好きな人、真面目な人、難しい顔をしていた人が最後に笑って帰っていく。そのパーソナリティをキャッチするアンテナを、常に立てています。1日に何十人も診察していると、作業的になりそうな瞬間もあります。でも、それではいけない。お金になるか否かに関わらず、悩みを聞き、精神的なケアをすることも、歯科医の大切な役割だと考えています。私は声が大きく早口なので、威圧的に感じる方もいるかもしれません。だから、女性スタッフが改めて同じ説明をするダブル体制をとっています。患者さんの理解が難しい場合は、「次回は説明だけの日にしましょう」とお伝えすることもあります。納得してから治療を始める。これが、寄り添うということだと思っています。

 

鶴見だからこそ見える、現代人の悩み

鶴見中央は、本当に多様な街です。忙しいサラリーマンの方が一番多く、平日夜遅くや日曜日しか来られない人もいます。0歳の赤ちゃんから90歳のお年寄りまで。歯科医師会で他の地域の先輩と話すと、どうやら当院は子供の患者層が特に多いようです。そして、鶴見ならではの特徴が外国人の方の多さ。1日30人中15人が外国人という日もあります。インド、ネパール、中国、ベトナム。そんな国際色豊かなこの街が、私は好きです。最近、明らかに増えている悩みがあります。顎の痛み、歯ぎしり・食いしばり、そして口内炎。30年前と比べると、比べ物にならないほど増えています。歯ぎしりの原因は、5割以上がストレス。口内炎も半分はストレスやホルモンバランスが原因です。これらは、ある意味で現代病だと言えるでしょう。「口内炎って歯医者さんだったんですか」この質問を本当によく受けます。口内炎、顎の痛み、歯ぎしり。これらは全て、歯科が専門なんです。当院ではレーザー治療も行っており、口内炎に当てると治りが早くなります。迷わず、ご相談ください。

説明という名の、心のケア

「治療で一番大事なことは何ですか」そう聞かれたら、私は迷わず「説明」と答えます。痛みの説明だけではありません。今の歯の状態、このまま放置したらどうなるか、何がベストな選択か。患者さんが自分で判断できるように、丁寧に説明することが大切です。時々、こんなアドバイスをします。「私が患者だったら、1年、できれば2年以上持つなら今回は抜きません」。医師である自分の立場を伝える。これも、寄り添うということだと思っています。治療中に説明しても頭に入らないことがあるので、必要なら「次回は説明だけの日にします」とお伝えすることも。「よく分かった」と言っていただけると、本当に嬉しいです。自費診療として、ホワイトニングや、針金がない美しいノンクラスプ義歯もあります。でも、こちらから積極的に勧めることはしません。聞かれたら、メリット・デメリットを正直にお伝えします。被せ物も同じです。保険のものと保険外のもの、どちらが正解かは、その人のパーソナリティ次第。銀歯が多い方でも、「ここは頑張ったから白いものにしたい」という人もいます。一人ひとり違うから、答えも一つではないのです。当院はドクター1人の体制です。複数医師の医院よりスピードは遅いかもしれませんが、担当医が変わらないメリットがあります。特定の治療に力を入れるのではなく、あなたの訴えに、アットランダムに対応したい。それが私のスタイルです。

 

これからも、この街で、あなたのそばに

私は今60歳。職業病と向き合いながら、この好きな仕事を、少しでも長く続けていきたい。それが今の願いです。歯科医療は、ITやデジタルが進んでも、削り方など最後の部分は、AIやロボットには絶対にできない仕事です。人の手、人の心が必要な仕事だと信じています。目標は、皆と仲良く、平和に、それを長く続けていくこと。鶴見中央地区は歯科医院が多く、患者さんも賢くセカンドオピニオンを求める時代です。対人間なので100%意思の疎通が図れるとは限りませんが、それでも100%分かり合えることを目指したいです。「一生懸命やってくれた」「あそこに行ってよかった」「もう一回行ってみたい」「家族を紹介したい」そう思ってもらえるように、毎日を大切にしています。家族ぐるみで、入れ歯から虫歯、そして1歳からのフッ素塗布まで。鶴見で暮らす皆さん、お口のことで困ったら、遠慮なくお越しください。飛び込みでも、急患でも、お待ちしています。


※上記記事は2025年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。



うちだ歯科 内田 競 院長 (KEI UCHIDA)

うちだ歯科 内田 競 院長 (KEI UCHIDA)

  • 出身地:群馬県
  • 趣味:ライブ鑑賞、サウナ、温泉巡り
  • 好きな場所:自宅、職場
  • 好きな音楽:『桑田佳祐』
  • 好きな本:歯学関連の書籍
  • 好きな言葉:『好きこそ物の上手なれ』、『損して得とれ』

INFORMATION

電話 045-506-6400
所在地鶴見中央1-16-13セントラルハイム1F
最寄駅鶴見駅 徒歩4分、京急鶴見駅 徒歩5分、鶴見市場駅 約1.3km
診療時間[月・火・水・金]10:00~13:30 15:30~20:00
[土・日]10:00~13:00 14:30~18:00
休診日木曜・祝日
診療科目 歯科 小児歯科 歯科口腔外科