この店舗にレコメンドはありません

植村 真理子 院長(東戸塚ベルエアこども歯科)のインタビュー

東戸塚ベルエアこども歯科 植村 真理子 院長

東戸塚ベルエアこども歯科 植村 真理子 院長 (MARIKO UEMURA)

『長崎大学歯学部』を卒業。出産を経て『鶴見大学』で研修を終え、藤沢市の一般歯科で19年、小児専門医院で6年の研鑽を積む。2024年、地元の東戸塚に『東戸塚ベルエアこども歯科』を開業した。(JR東海道線 東戸塚駅 徒歩2分)

経歴と開業までの道のり

『長崎大学歯学部』を卒業したのち、すぐに長男を出産しました。『鶴見大学』で研修を受けたのですが、出産があったため1年遅れて研修を終えることになったんです。その際にお世話になった鮫島先生は、女性でありながらバリバリの歯科医師として一般歯科からインプラントまで何でもこなされていて、とても憧れを抱きました。それをきっかけに、最初は藤沢市の一般歯科で9年ほど修行させていただき、一般歯科や義歯(入れ歯)などを学びました。そのクリニックの院長先生が自費中心の診療方針へ移行するタイミングで、一般歯科をやっている中で小児歯科に興味を持ち、しっかり深く学びたいと考えるようになったんです。藤沢市の平野先生にお世話になっていた時期が転換期となり、退職して小児専門医院へ転職。そちらには指導医の先生がいらっしゃったので小児歯科をしっかり学ぶことができ、専門の先生方から色々と教えていただく中で非常に面白いと感じ、6年ほど修行させていただいてから開業という運びになりました。開業地として東戸塚を選んだのは、私自身が東戸塚に住まいがあり、なるべく自宅から近いところで開業できたらと思っていたからです。

歯科医師、そして小児歯科を志したきっかけ

高校時代に留学をした際、留学先で歯が痛み出してしまい、ホストファミリーの方に現地の歯科医院へ連れて行ってもらったことがありました。日本との違いを感じたり、痛みに配慮して一人ひとりじっくり話を聞きながら治療されている姿を見て、「歯科医師もいいな」と思ったんです。自分自身は長年「歯医者はすごく嫌だな」「行きたくない場所だな」と思っていたので、こんなにフレンドリーに話してくれて、じっくり治療してくれるスタイルがあるのかと驚き、そこから歯科医師を目指すようになりました。あちらでは矯正をしているのが当たり前で、歯並びが将来や社会生活にも影響するという意識が日本人とはまったく違うと感じ、そこから歯への関心が深まったのを覚えています。歯学部に進んでから小児歯科に興味を持ったのは、「成長発達に関われること」に惹かれたからです。高齢者の方の義歯治療を数多く行ってきた中で、「そもそもそうならないようにするには、最初のスタートが肝心だ」と感じました。義歯の治療を通して、歯を失わないための予防が大切であると実感したんです。幼い頃から親御さんの関心が高ければ、生涯自分の歯で噛めるお口が作れます。そのため、スタート地点から手掛けたいと思い、小児歯科に興味を持つようになりました。

「安心と安全」を支える診療の工夫とスタッフ体制

日頃の診療で心掛けているポリシーは、「安心と安全」です。小児歯科は事故が起こりやすく、動いてしまったり、大人と違って指示が通らなかったり、予測不能な動きをすることがあります。そのため、安心して安全に治療することを第一に考えて行っています。障害のあるお子さんなどは言葉での指示が通りにくいため、カードやイラストを多用して「次はこうだよ」と紙芝居のように視覚的に伝えるツールを用意しているんです。スタッフのサポートや技術も非常に重要で、自分一人では到底成り立たない分野だと感じています。障害のある子や暴れてしまう子、非常に小さくて一般的な歯科では対応が難しく断られてしまうようなケースもあります。一般歯科では大人の患者さんがたくさん予約を入れている中で子どもが泣いているとしっかり診るのは難しいですが、小児専門医院であればそれが当たり前です。一筋縄ではいかないこと、時間がかかること、泣くことも当たり前という環境ですので、親御様が周りを気にせず安心して来院できるクリニックを目指しています。現在のスタッフ体制は、歯科衛生士が常勤1名で、前の医院で一緒に働いていた方がついてきてくれました。助手は3名で、そのうち1名は特別支援学級で長年、子ども達と関わってきた方です。スタッフの数は少ないですが、常に学び、チームワークを高めています。最初は号泣で抑制具(レストレーナー)を使わないと治療できなかったお子さんが、だんだん慣れて上手に横になり、何の抑制もなしで予防処置や治療ができるようになった時は、精神的な成長を感じられて本当にやりがいを感じます。

地域連携と設備でつくる、広がる患者様の輪

チェアー(診療台)に座れなければ診られないという医院もありますし、こども医療センターや歯科保健センターなどの紹介先は全身麻酔での治療が中心になります。地域の歯科医院で普段のケアを診てもらい、全身麻酔が必要な場合は高次医療機関へ繋ぐという協力関係を築けたらと考えているところです。当院で対応困難な場合も適切な連携先へ紹介できますので、安心して来院していただければと思います。設備面では、天井にモニターを設置しているため、怖がりなお子さんでもアニメなどの動画を見ながらスムーズに横になってくれます。また、笑気麻酔を導入しているため、不安が強くてお口を開けられない子も試してみることで治療ができるようになるんです。他院で治療が難しかったり、全身麻酔はハードルが高いけれど笑気麻酔で試したいという方が来られ、週に1〜2回ほど使用しています。器具を入れた時に吐きそうになる「嘔吐反射」が強いお子さんにも非常に有効です。来院される患者さんの地域は、東戸塚の近隣が多いですが、藤沢や逗子・葉山エリアから来てくださる方もいます。こども医療センターなどから「全身麻酔の前に一度笑気麻酔を試したい」と二次紹介で来られる方も多く、戸塚区、保土ケ谷区、泉区あたりからのご来院が多いです。乳幼児や赤ちゃんの来院も増えていて、歯が生え始めてからのケア方法やネット情報に惑わされて悩んでいるお母様が多く、午前中は赤ちゃんから未就学のお子さまの受診が多くなっています。開業して間もなく2年になりますが、昨年赤ちゃんだった子が2歳近くになり、成長を感じられるのがとても楽しみです。

子どもの成長を見守るやりがいと、これからの想い

小学校に上がって仕上げ磨きをやめてしまうご家庭もありますが、実は小学校低学年の時期は大人の歯が生え替わる時期で、一番大切な6歳臼歯が生えてくる、最も虫歯になりやすい時期なんです。そのため、低学年のうちはしっかり親御さんが仕上げ磨きをしてあげてください。中学年くらいまでに自分磨きの練習をし、高学年くらいで一人立ちを目指すのが理想です。親御さんが熱心に仕上げ磨きをしてくれているお子さんほど、自分自身もお口の中に興味・関心を持ち、大切にする傾向があります。近隣の歯科医院で暴れてしまったり非協力的で治療が困難だったお子さんの受け入れにおいて、地域医療に協力できたらと思っています。最近は虫歯が減っている一方で、コロナ禍を経て「食べる・話す・飲み込む」といったお口の機能が年齢相応に発達していないお子さんが増えていると感じます。口呼吸や低位舌などは歯並びにも影響するため、当院では保険診療での口腔機能訓練も行っています。さらに、当院には言語聴覚士が月に3回来ており、ことばの教室(自費)も実施しているんです。「通っていて楽しいクリニック」を目指しています。お母様も連れてくるのが苦にならず、リラックスできる空間作りを心がけ、気軽に子どものお口について相談できる場所でありたいと思っています。

 

※上記記事は2026年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

東戸塚ベルエアこども歯科 植村 真理子 院長 (MARIKO UEMURA)

東戸塚ベルエアこども歯科 植村 真理子 院長 (MARIKO UEMURA)

  • 出身地:宮城県仙台市
  • 趣味・特技:バスケットボール
  • 好きな場所:仙台
  • 好きな音楽:洋楽全般
  • 好きな映画:マット・デイモン
  • 好きな言葉:継続は力なり

INFORMATION

東戸塚ベルエアこども歯科

電話 045-719-5444
所在地横浜市戸塚区品濃町538-8 シンコー東戸塚4階A号室
最寄駅東戸塚 徒歩2分
診療時間[月曜・火曜・木曜・金曜]10:00~13:00 14:00~18:00
[土曜]9:30~13:00 14:00~16:30
休診日水曜・日曜・祝日
診療科目 歯科 小児歯科