木村 郁代 代表 & 木村 舞美子 講師(ピアノ&ソルフェージュ きむらピアノ教室)のインタビュー

ピアノ&ソルフェージュ きむらピアノ教室 木村 郁代 代表 & 木村 舞美子 講師

ピアノ&ソルフェージュ きむらピアノ教室 木村 郁代 代表 & 木村 舞美子 講師 (FUMIYO KIMURA&MAMIKO KIMURA)

【木村 郁代 代表】
『愛知県立芸術大学』卒業後、在学中から名古屋の音楽受験専門教室でインターンとして指導経験を積む。結婚を機に関東へ移り、世田谷でピアノ教室を開設。現在の地に移転して33年。大学の保育科でのピアノ講師も務めている。

【木村 舞美子 講師】
『桐朋学園大学』卒業。3歳からコンクールで受賞を重ね、幼少期より桐朋の子供のための音楽教室でソルフェージュの教育を受ける。現在も演奏家として活動を続けながら、世田谷区経堂の自身の教室《マイネ・ムジーク》の主宰と鶴見教室の指導を両立。

ピアノに出会ったきっかけとこれまでの経緯

【木村 郁代 代表】
4歳のころ、自分からやりたいと言い出したのがきっかけで、幼稚園内の音楽教室から個人の先生のもとへと進んでいきました。デパートのピアノ売り場に立ち寄るたびに、気づけば私は鍵盤の前に座っていました。ちいさな子どもが弾き始めると、いつの間にかギャラリーが集まってくれるんです。それを見た両親がピアノを買ってくれたのが、私の原点です。小学3年生のころ、師から「専門の方に進んでみては」と声をかけていただき、名古屋の音楽高校・大学に教鞭をとる先生の先生格にあたる方へ導いていただきました。受験のためのスパルタ教育をくぐり抜けて大学へ進んだとき、初めて本当の意味での音楽に出会ったのです。そこの恩師に「音楽ってこういうものだよ」と教えていただいて、生涯音楽と一緒にいたいと思えるようになりました。幼い頃から「ピアノの先生になりたい」という気持ちが自然と育っていました。大学在学中から指導者の勉強を並行して進め、卒業後は自宅や複数の教室で指導を続けてきました。負けず嫌いの性格なので、できないことがあると余計に燃えてしまって(笑)。でも今振り返れば、あの必死さが今の指導の土台になっていると感じています。

【木村 舞美子 講師】 
私は正直なところ、最初から指導者を目指していたわけではありません。3歳からコンクールで賞をいただいたり、気づけば音楽高校を目指していたり。気がついたら、この道に立っていた、という感覚が近いです。母が入学前から絶対音感をはじめとするソルフェージュの基礎を家でしっかり身につけさせてくれていたので、音楽高校の受験も苦労した記憶がほとんどありません。母自身が高校時代に苦労したからこそ、私には同じ思いをさせまいと徹底してくれていたのだと思います。

ソルフェージュがあるから、ピアノがもっと楽しくなる

【木村 郁代 代表】
私たちの教室名にも掲げたソルフェージュという言葉ですが、初めて耳にする方は少し身構えるかもしれません。でも、それこそが私たちの一番の強みです。ソルフェージュとは、音楽を総合的に理解するための基礎力のことです。「聴く力」「リズム感」「楽譜の読譜力」。この三本柱が揃って初めて、音楽を心から楽しめるようになります。指導を続けていると、弾けているのに音をきちんと聴けていない、楽譜は読めているのに音楽として表現できていない、そういうケースをとても多く見てきました。だからこそ、ピアノのレッスンとソルフェージュを一体で進めることにこだわっています。そうすることで、弾く喜びが何倍にも広がるのを実感しています。音楽教育は、教室に来る前から始まっています。お母さんが子守唄を歌ってあげること、わらべ歌を一緒に口ずさむこと。それだけで、お子さんの耳はもう育ち始めているのです。言葉と音の高さが同時に届くことで、表現力や想像力が自然と芽吹いていきます。教室への入会は3歳から。最初は楽譜ではなく、カードゲームや積み木などさまざまな教具を使いながら、遊びの中で音楽の土台を育てていきます。必死に教え込まなくても、気づいたら楽譜が読めるようになっている。それが私たちの言うなれば木村メソッドです。

【木村 舞美子 講師】
ソルフェージュと聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、ピアノのレッスンの中で自然に伝えられるものなんです。私自身が幼いころから身につけてきた感覚を、今度は生徒さんたちにも届けていきたいと思っています。

「なぜ弾けないか」がわかる。二人の目と耳が、子どもの壁を取り除く

【木村 郁代 代表】
レッスンで私が最も大切にしているのは、答えをすぐに教えてしまわないことです。つまずいている原因にはできるだけヒントを出して、本人が自分で気づけるように導きます。先生に言われてできるのも成功体験ですが、「私が気づいた」という瞬間の積み重ねが、ピアノを超えて生きる力になっていくと信じています。一人ひとりに響く言葉を見つけること。それが、私がずっとレッスンの中で意識し続けてきたことです。

【木村 舞美子 講師】
私はおしゃべりが好きなので、ほっておくとレッスンが一方通行になってしまいます。だから意識しているのは、生徒さんの表情を読み取ることです。口数が少ない子でも、問いかけた時に口の端がちょっと緩む。そういう小さな反応を決して見逃さないようにしています。また、一目見れば体のどこに余分な力が入っているかが瞬時にわかるので、「ここを抜いてみて」と体の使い方から具体的にお伝えします。弾けない理由が感覚ではなくはっきり言語化されると、子どもたちの表情がぱっと変わるんです。口コミには「こんな難しい曲は弾けないと思っていたのに、先生に言われた通りにやっていくと魔法にかかったように弾けるようになった」という声もいただいています。その言葉の重みが、私たちが目指すレッスンの答えそのものだと感じています。

憧れの背中が近くにある。舞台が好きな子を育てる教室

【木村 郁代 代表】
入会時に「うちの子は引っ込み思案で」と心配されるお母様も少なくありません。でも、嫌な思いは絶対にさせません。みなさん舞台が大好きになって、終わると「次はいつ?」と聞いてくれるんです。連弾コンサートや2台ピアノなど、アンサンブルの機会も大切にしています。一人でピアノと向き合う喜びと、誰かと音を重ねる喜び。そのどちらも経験してほしいのです。

【木村 舞美子 講師】
週1回のレッスンが積み上げる「練習」と、舞台という「本番」。その両方があって、音楽は本当に育つと私たちは考えています。年に一度の発表会をはじめ、ホールで行うKPS試演会、連弾コンサートなど、生徒が人前で弾く場を積極的に作っています。本番1回がレッスン何回分にもなる、とよく言いますよね。舞台の上でみんな本当に輝いているんです。その姿を見るのが好きだから、もっと舞台の機会を増やしたいと思っています。ホールを確保することの難しさはありますが、できる限り増やしていきたいです。私自身が演奏家として舞台に立ち続けているので、こんなふうに弾けたらかっこいいな、という憧れの対象に少しでもなれていたらうれしいです。

「生涯ピアノが友達でいてほしい」。基礎が生む、長く続く喜び

【木村 郁代 代表】
教室の生徒は小学生が中心ですが、受験などでいったん距離を置いた後も連絡をくれることがとても多いです。「高校生になって弾く機会ができたから、そこだけ教えて」と頼ってくれたり、近況をメールで送ってくれたり。教室を離れても、ピアノを通じた縁はずっと続いているんです。生涯ピアノがお友達でいてほしい。そう願いながらずっとやってきました。入会時には問診票をご記入いただいています。「基礎からじっくり学ばせたい」「心身ともに成長してほしい」という目的でお越しになる方が多く、楽しむためには何が大事かという考え方に共感してくださった方に選んでいただいています。ドレミが読めなくてもいい、と謳う教室もありますが、基礎があってこそより深く、より長く楽しめると私は信じています。当教室の年間レッスン回数は44回。近年は年間36回が標準とされる中、その差が積み重なると一年でずいぶんと違ってきます。毎週通うのが苦ではなく、来るのが楽しみな場所であるように。信頼関係を丁寧に育てながら、厳しいことも伝える。最後は必ず笑って帰れる教室でいたいと思っています。

【木村 舞美子 講師】
私はまだ演奏活動も続けていて、指導者としての在り方を探りながら歩んでいます。でも、舞台が好きだという気持ちは生徒さんたちにも必ず伝わると信じています。回を重ねるごとに舞台が好きな子が増えていくのを見るたびに、この仕事を続けてきてよかったと心から思います。これからも、弾くことの喜びを一緒に育てていきたいです。

ピアノは特別な才能がある子だけのものではありません。どなたでも楽しみながら、心身ともに成長できる習い事だと思っています。当教室では技術はもちろん、考える力・聴く力・続ける力を大切に育てています。初めての方でも安心して通っていただける環境を整え、無理なく段階を踏めるカリキュラムを日々考えてアプローチしています。ぜひ一度、お気軽にのぞいてみてください。お待ちしています。

 

※上記記事は2026年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

ピアノ&ソルフェージュ きむらピアノ教室 木村 郁代 代表 & 木村 舞美子 講師 (FUMIYO KIMURA&MAMIKO KIMURA)

ピアノ&ソルフェージュ きむらピアノ教室 木村 郁代 代表 & 木村 舞美子 講師 (FUMIYO KIMURA&MAMIKO KIMURA)

  • 出身地:[郁代 代表]名古屋市[舞美子 講師]横浜市
  • 趣味:[郁代 代表]子どもたちの成長を観察すること[舞美子 講師]シール集め
  • 特技:[郁代 代表]その子に響く言葉を見つけること[舞美子 講師]ピアノ演奏
  • 好きな本:[郁代 代表]『13歳からのアート思考』[舞美子 講師]江國香織『きらきらひかる』
  • 好きな音楽:[郁代 代表]クラシックを中心に幅広く[舞美子 講師]クラシック
  • 好きな場所:[郁代 代表]美術館[舞美子 講師]陶芸教室
  • 好きな言葉:[郁代 代表]一期一会[舞美子 講師]It's a good start(恩師より)
  • 好きな映画:[郁代 代表]『リトル・ダンサー』[舞美子 講師]『ブラック・スワン』

INFORMATION

ピアノ&ソルフェージュ きむらピアノ教室

電話 045-585-0525
所在地北寺尾4丁目17−22
最寄駅鶴見駅 約2.3km、京急鶴見駅 約2.5km、花月総持寺駅 約2.6km
営業時間10:00~20:00
定休日日曜
ジャンル 音楽教室