しんちゃんこども歯科 青木 ゆり子 歯科医師 (YURIKO AOKI)
『鶴見大学歯学部』卒業後、大学の保存科に残り治療を学ぶ。複数の医院で研鑽を積んだ後、2024年5月より『しんちゃんこども歯科』にて歯科医師として勤務し今に至る。(鶴見線鶴見小野駅 徒歩1分)
資格取得から始まった歯科医師への道

歯科医師を目指したきっかけは、進路選択の時期に祖母から「資格を取得してはどうか」という助言を受けたことでした。元々は建築に興味があり、ハウジングセンターや宝石店を訪れることが好きで、美しいものや新しいものに惹かれていました。しかし進路を決める段階で、建築はいくら考えても発想が浮かばない時期があるのではないかと感じました。一方、歯科医療は診断が確定すれば治療方針が明確になります。自分の性格を考えた時、明確な診断に基づいて処置を進められる方が向いていると判断し、歯科医師の道を選びました。『鶴見大学』を卒業後、研修を経て大学の保存科に残りました。「歯をなるべく残す」という理念のもとで学んだ後、数年ずつ複数の医院で研鑽を積みました。歯科全般の診療に長年務めてきましたが、小児歯科に特化してから、より一層大人の患者さんとの違いを実感するようになりました。
ポジティブな言葉で導く小児歯科診療
この仕事の素晴らしさは、患者さんから自然と「ありがとうございます」という言葉をいただけることです。当たり前の診療をさせていただいているだけですが、感謝の言葉をいただくたびに、こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいになります。特に小児歯科では、子どもたちは自分の気持ちをうまく言葉にできないことがあります。年齢や発達段階によって、表現方法も異なります。そうした子どもたちの気持ちを汲み取りながら診療を進めることは、成人の患者さんとは異なるアプローチが必要です。子どもたちが治療を完了できた時の達成感は、次回の来院時にさらなる成長として現れます。その変化を見られることが、小児歯科の大きな魅力です。診療において心がけているのは、否定的な言葉や恐怖を与える表現を避けることです。「痛かったら手を挙げてください」という必要な声かけは行いますが、「もっと頑張りなさい」といった強制的な表現は使いません。「これまで頑張ってきたから、これもきっとできるよ」「前回上手にできたので、今日ももう少しできるかもしれないね。一緒に頑張ろう」というように、肯定的で励ましの言葉を選んでいます。また、子どもは自分のためよりも、大切な人のために頑張れることがあります。「お母さんがとても喜んでいるよ」「お父さんも応援しているよ」と、最も信頼している保護者の存在を意識させることで、子ども自身のモチベーションを引き出すことができます。人のために頑張るという気持ちは、大人も子どもも共通しているのではないかと感じています。
予防を重視した診療方針

当院では、単なる治療にとどまらず、痛みやトラブルの根本原因にアプローチし、むし歯になりにくい口内環境を作り上げることを重視しています。予防中心の診療を通じて、歯科医院への通院が日常的な習慣となることを目指しています。他の医院では治療が難しかったお子さんが、当院では治療を受けられたというケースもあります。「今日も歯医者さんに行きたい」と言って来院してくださるお子さんもいて、そのような成功体験は私たちスタッフにとっても大きな励みとなっています。特に重視しているのは、保護者の方々に歯の大切さを理解していただくことです。「この子は歯を磨きません」という相談をいただくことがありますが、小さいお子さんの場合、保護者の方が手をかけてケアしてあげる必要がある時期があります。日々の診療を通じて歯の重要性を伝えることで、保護者の方々が「歯は大切なものだ」と気づかれた時、初めてお子さんの口腔内に真剣に向き合い、適切なケアの必要性を認識していただけます。小さなむし歯であれば1回の治療で済みますが、進行したむし歯は複数回の通院が必要になります。成人した時にお子さん自身が「歯磨きを怠るとこうなってしまう」と理解することが重要です。そのために、小さい頃から正しい知識と習慣を身につけていただくことが、将来の口腔健康につながると考えています。歯科医師は困りませんが、困るのはお子さん自身です。その気づきを促すことが私たちの役割です。また、当院では早期からの歯並び改善として、マイオブレースというマウスピース矯正を取り入れています。これは6歳から7歳半頃までに開始することで、歯を抜かずに自然な歯並びを促すことができる矯正方法です。毎日夜寝る時と日中1時間の装着、そして呼吸の練習などを行いながら、大体2年から2年半かけてお子さんが本来持っている歯並びを整えていきます。顎の成長は5歳でピークを迎え、8歳から9歳で止まってしまうため、早期の対応が重要です。従来のワイヤー矯正が必要な場合は、本院と連携して対応しています。
子どもが楽しめる診療環境と設備
当院の診療スペースは、寝転がれるベッドタイプのチェアを採用しており、従来のスピットン(うがいをする場所)を設置しないすっきりとしたデザインで威圧感を軽減しています。お子さんがじっとしているのは難しいため、短時間での処置を心がけています。一度に複数の歯を治療することも可能ですが、お子さんが嫌がる様子を見せた場合は無理をせず、次回に分けることもあります。「もう2個もできたね」と声をかけながら段階的に成功体験を積み重ねることで、お子さんの自信につながり、最終的にはより多くの処置を受け入れられるようになります。急がば回れで、自信がつくと子どもは驚くほど成長します。またスタンプカードを導入しており、一定数溜まると宝箱からおもちゃを選んだり、特別な部屋で衣装を着て写真撮影ができます。女の子はドレスやティアラ、男の子は剣を持つなど、診療後の楽しみを用意しています。診察券やノートも複数のデザインから選べるようにしており、お子さん専用のノートには毎回の治療内容を記録し、スタンプを押して進捗を可視化しています。不安が強いお子さんには笑気ガス(リラックス効果のあるガス)も用意しており、子どもが怖がらないようスタッフがロボット風の装飾を工夫しています。また、季節ごとにスタッフが院内装飾を変えており、現在はクリスマスの時期に合わせて子どもたちが塗ったリースを飾っています。こうした細やかな配慮が、子どもたちの「また来たい」という気持ちを育んでいます。
信頼できるスタッフとのチームワーク
当院のスタッフは、それぞれの強みを活かしながら協力し合っています。歯科衛生士は非常に穏やかな対応で、お子さんがいる立場でありながら、常に優しく丁寧に接してくれます。子どもたちがぐずったり泣いたりする場面でも、決してイライラした様子を見せず、落ち着いた対応を続けてくれることに感謝しています。受付を担当する歯科助手は、全体の状況を把握しながら適切に業務を進めてくれます。診療の進行状況や時間管理など、多くの情報を頭に入れながら調整してくれるため、私が診療に集中できる環境を作ってくれています。忙しい時も彼女の様子を見れば状況が把握でき、チームの要となっています。テキパキと動くタイプだけでも、マイペースなタイプだけでもバランスが取れません。異なるタイプのスタッフが互いを補完し合うことで、良いチームワークが生まれていると感じています。小児歯科では一瞬の判断が重要になる場面があります。薬の効果が急速に現れたり、誤飲の危険性があったりと、診療に集中しなければならない瞬間があります。そのような時に、安心して他の業務を任せられるスタッフの存在は、本当に心強く、日々感謝しています。当院の場所をまだご存じない方も多いかもしれませんが、一人でも多くの方に知っていただき、楽しく通院していただけることを願っています。「思っていたより歯科医院は大丈夫だった」と感じていただけるような場所でありたいと考えています。他の医院では治療が難しかったお子さんも、当院では対応できる可能性があります。当院では抑制器具を使用せず、お子さん自身の意思を尊重しながら診療を進めています。お子さんが自分で「できた!」と達成感を味わえる瞬間を、私たちと一緒に作っていきませんか?どうぞお気軽にご来院ください。
※上記記事は2025年12月に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

しんちゃんこども歯科 青木 ゆり子 歯科医師 (YURIKO AOKI)
しんちゃんこども歯科 青木 ゆり子 歯科医師 (YURIKO AOKI)
- 出身地:横浜市鶴見区
- 趣味:ハンドメイド
- 好きな場所:温泉やホテル
- 好きな音楽:スムースジャズ、ボサノバ
- 好きな本:エッセイ
- 座右の銘:成長には他者が必須
INFORMATION
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| 電話 | 045-633-8288 | ![]() |
| 所在地 | 下野谷町3-88-1 | |
| 最寄駅 | 鶴見小野駅 徒歩2分、国道駅 徒歩8分、花月総持寺駅 徒歩11分 | |
| 駐車場 | 10台 医院前にある共用駐車場をご利用ください。 当院が駐車料金全額を負担いたします。 | |
| 営業時間 | 10:00~13:00 14:00~18:00 | |
| 定休日 | 木曜・日曜・祝日 | |
| Web | https://shin1027.com/ | |
| 診療科目 | 歯科 小児歯科 | |
| 特徴 | ●駅チカ●キッズルーム2か所●口腔トレーニング●子ども好きなスタッフで安心●寝転がれるベッドタイプのチェアユニット | |

