うしおだ診療所(歯科診療) 石原 忠芳 先生 (Tadayoshi Ishihara)
神奈川県横浜市鶴見区出身。内科(神経内科)・精神科・歯科の常勤医師が協同して外来・訪問診療を行うなど、さまざまな機能をあわせもつ多機能型診療所として2012年に開設された「うしおだ診療所」で歯科診療を担う。
医科と連携する珍しい歯科の形—地域を支えるチーム体制

当院は、内科(神経内科)・精神科・歯科の常勤医師が協同して外来・訪問診療を行うなど、さまざまな機能をあわせもつ多機能型診療所です。重度認知症のデイサービス、リハビリ施設なども併設されており、地域の方々の健康を総合的に支える施設になっています。もともと、この下野谷地域に「汐田病院」があり、その移転に伴って、内科やヘルスクリニック、歯科の3院が合併し、現在の形になりました。また、「よこはま健康友の会」という地域団体と共に、地域に根ざした健康活動も積極的に行っています。
患者さんの状態に寄り添いながら、予防中心の診療を
歯科では「口腔内を通して、その患者様の全体を診る歯科診療」がモットーです。一般診療を中心に、インプラント、咬合診断、歯周病メンテナンスなどを提供しています。内科とセットでいらっしゃる患者さんも多いですね。糖尿病など、専門医と情報を共有しながら治療方針を考えられるのは、当院の大きなメリットだと思います。通院履歴や服薬状況を他科と共有することで、緊急時の対応や薬の影響なども事前に把握できますから。患者さんにとっても「ここに行けば全部わかってもらえる」という安心感があるようです。認知症や車椅子の方など、さまざまな状態の方に対応していますが、やはり大事なのは定期的な検診。治療よりも予防を重視し、早めの受診を呼び掛けています。
また、訪問診療にも対応しています。通院が困難になった患者さんにも、ご自宅に伺う形でサポートを続けていますが、今後もできる限り、生涯にわたってお口の健康を見守る体制を整えたいですね。当院には院内技工士も在籍しており、入れ歯が壊れた際には迅速に対応できるのも特徴です。外注よりコストがかかることもありますが、細かい部分まで丁寧にやり取りできる安心感は大きいと思います。
「来てよかった」と思えるような丁寧な診療をめざして

患者さんと向き合う際に大切にしているのは、「ここに来てよかった」と感じてもらうこと。歯科治療は痛みを伴うことも多いですが、それでも納得して帰っていただけるよう、丁寧な説明を欠かさないようにしています。高齢の方が多いのもありますが、耳が遠い方であれば、何度も繰り返して説明したり、耳元ではっきりと話したりと、その方に合ったコミュニケーション方法を工夫しています。「困っている人の力になれれば」という想いが大きいですね。
地域とともに歩み、未来につなぐ医療を目指して
今後の展望としては、まずは患者さんに喜ばれる診療を着実に続けていくこと。そして、可能であるならば鶴見以外の場所、神奈川県内に同じような多機能型診療所が増えたらいいなとも考えています。
「今日よりもっと明日は健康に」。このスローガンのもと、今後もこの街の方々の健康を支える存在であり続けたいですね。患者さんの高齢化が進むなかで日々感じるのは、「口から食べられる」ことがどれだけ大切か、ということ。80代や90代の方が変わらず元気に通い続けてくださる姿を見ると、歯科の役割の大きさを改めて実感します。自分の足で歩き、しっかり食べて、笑い合える生活を続けるためには、やっぱり早めの検診が鍵。痛くなってからではなく、元気なうちに通っていただきたいなと思っています。
※上記記事は2025年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

うしおだ診療所(歯科診療) 石原 忠芳 先生 (Tadayoshi Ishihara)
うしおだ診療所(歯科診療) 石原 忠芳 先生 (Tadayoshi Ishihara)
- 出身地:神奈川県横浜市鶴見区
- 趣味・特技:学生時代は、バスケットボールに打ち込んでいました
- 好きな映画:『THE FIRST SLAM DUNK』
- 好きな音楽:J-POP
- 好きな場所:ベッドの上

