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佐枝 潤一 院長(さえだ歯科医院)のインタビュー

さえだ歯科医院 佐枝 潤一 院長

さえだ歯科医院 佐枝 潤一 院長 (JUNICHI SAEDA)

『昭和医科大学歯学部』卒業後、横浜・浅間町の『鶴見歯科医院』に勤務。30歳のころに実家の『さえだ歯科医院』へ戻り、2代目院長に就任。近隣幼稚園の園医や学校医を歴任している。(JR京浜東北線 鶴見駅 からバス『馬場谷』 徒歩1分、東急東横線 菊名駅からバス『馬場谷』 徒歩3分)

『手先の器用さ』と『責任感の強さ』が歯科医師への原点

『昭和医科大学歯学部』を卒業後、『鶴見歯科医院』で臨床経験を積み、日々研鑽を重ねてまいりました。30歳のときに実家である「さえだ歯科医院」に戻り、現在は院長として27年目を迎えております。

私が歯科医師の道を進んだ理由は、父も歯科医師であったため、幼い頃から歯科医療は特別なものではなく、日常の延長にあるものとして育ってきたこと。三人兄弟の長男として育つ中で、自然と「家業を継ぐ」という思いを持つようになったこと。そしてもともと手先を動かすことが好きで、細やかな作業にやりがいを感じていたこと。そうした環境の中で歯科という仕事に親しみが湧き、「地域の皆さまの健康を守りたい」という想いが芽生えてきました。

「技術」と「信頼」を。診療を重ねて気づいた『一人ひとりと向き合うことの大切さ』

歯科医師としての経験が浅い頃は、技術的なことばかりに意識が向いていました。より正確に、より良い治療を行うこと。その一心で診療に向き合っていました。しかし、診療を重ねる中で気づいたのは、仕事の根幹にあるのは「人との関係性」だということです。技術はもちろん欠かせませんが、それ以上に、患者さまと丁寧に言葉を交わし、信頼関係を築いていくことの大切さを実感しました。

現在は、心のケアも大切にしながら治療を行っています。患者さま一人ひとりが目指すゴールは異なり、教科書通りの治療が必ずしも最適とは限りません。その時々のお口の状態やお気持ちに寄り添いながら、最善の選択をご提案しています。

また、診療の合間の何気ない会話も、大切な時間のひとつだと考えています。一方で、静かに治療に集中したい方には無理にお話しすることはせず、それぞれのペースを尊重することも信頼関係を築く上で大切にしています。確かな技術と、患者さまとの信頼関係。その両方があってこそ、安心して通っていただける歯科医療が実現できると考えています。

「いつまでも食べられる幸せ」を大切に過ごしてほしい院長の想い

かかりつけ医として大切にしている思いの一つに、「患者さんのお口の状態を、できる限り長く見守り続けたい」という想いがあります。小さい頃から知っている患者さまが年齢を重ねても、ご自身の口で美味しく食べることができるように。そのお手伝いできたらと、日々診療に向き合っています。この想いの背景には、私自身の経験があります。かつて癌を患い、消化管の手術により半年近く寝たきりとなり、口から食べることができない時期がありました。その時、頭の中にあったのは「食べたい」という気持ちだけでした。『食べる』という当たり前が、どれほど幸せであるかを身をもって体験しました。「最後の晩餐」という言葉があるように、食べることは人生の喜びのひとつです。だからこそ私は、患者さま一人ひとりが「美味しく食べる楽しみ」を少しでも長く感じられるよう、お手伝いしたいと考えています。それが、私にとって何よりの喜びです。

1966年開業から続く地域医療。「じゅんちゃん」と呼ばれる先生として

『さえだ歯科医院』は1966年の開業以来、半世紀以上にわたり鶴見の地に根ざしてまいりました、私自身もこの地域で生まれ育ち、長年にわたり学校医として子どもたちのお口の健康を守ってきました。長く通ってくださる患者さまの中には、私のことを「先生」ではなく「じゅんちゃん」と呼んでくださる方もいらっしゃいます。ご家族ことや昔話に花が咲く診察室は、医療の場でありながら、どこか懐かしくあたたかい空気に包まれています。

とりわけ心に残っているのは、遠方へ引っ越された患者さまから届いた一通のお手紙です。「20何年間ありがとうございました。子どもも結婚し、私はおばあちゃんになりました。遠くにいるため通えないのが残念です。」その言葉から、患者さまの人生に長く寄り添えたことを実感し、胸が熱くなりました。また、旅行を控えたご高齢の患者さまが、どうしても対処が必要な状態で来院されたこともありました。以前もタイミングが合わず旅行を諦めたと伺い、その日は何とか間に合わせたい一心で処置を行いました。後日、無事旅行を楽しめたと笑顔でご報告いただいたときのことは、今も大切な記憶として心に残っています。これからも地域の皆さまの人生に寄り添いながら、安心して通い続けていただける歯科医院でありたいと考えています。

開放的な空間で、鶴見の皆さまと歩む未来へ

院内は、ガラス張りの明るく開放的な空間とし、できる限り壁を減らすことで圧迫感のない環境づくりを心がけています。隣の様子が自然と目に入ることで、かえって不要な恐怖心を和らげる効果もあると考えています。また、感染予防対策として口腔外バキュームも設置し、安心して治療を受けていただける環境を整えています。

鶴見・菊名エリアは坂や勾配が多く、通院自体が負担になる方も少なくありません。そのため歯科医師会と連携した、訪問診療等のきめ細やかなサポートの重要性を強く感じています。子どもからご高齢の方まで、地域全体の口腔の健康を守り続けることが私たちの使命です。数ある歯科医院の中から当院を選び、通い続けてくださっていることに心より感謝申し上げます。お口の健康を守ることは、患者さまと私たちとの共同作業です。一生懸命に歯磨きに取り組んでくださる患者さまに、「ありがとうございます」とお伝えしたいです。その想いを胸に、これからも「さえだ歯科医院」は皆さまと共に歩んでまいります。今後とも宜しくお願い申し上げます。


※上記記事は2026年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

さえだ歯科医院 佐枝 潤一 院長 (JUNICHI SAEDA)

さえだ歯科医院 佐枝 潤一 院長 (JUNICHI SAEDA)

  • 出身地:横浜市鶴見区
  • 趣味:スポーツ全般、サーフィン、ゴルフ
  • 好きな場所:海
  • 好きな音楽:ソウルミュージック
  • 好きな映画:アクション、ドキュメント
  • 好きな言葉:毎日仲良く楽しく。1日1日を

INFORMATION

さえだ歯科医院

電話 045-581-0583
所在地馬場3-3-6
最寄駅大口駅 約1.9km、妙蓮寺駅 約2.0km、菊名駅 約2.2km
診療時間[月曜・火曜・水曜・金曜]9:00~12:00 14:00~19:00
[土曜日]9:00~17:00
休診日木曜・日曜・祝日
診療科目 歯科 小児歯科 歯科口腔外科