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松川 寛典 院長(松川歯科医院)のインタビュー

松川歯科医院 松川 寛典 院長

松川歯科医院 松川 寛典 院長 (HIRONORI MATSUKAWA)

『鶴見大学歯学部』卒業後、同大学附属病院の高齢者歯科で臨床研修を修了。港北区や青葉区の歯科クリニック勤務を経て、平成24年より母が開設した松川歯科医院に勤務し、その後継承。現在に至る。(鶴見駅西口 市営バス 郵便局前下車後すぐ)

幼い頃から歯科医院が遊び場。家族の背中を見て育った歯科医師

歯科医師を目指したのは、ごく自然な流れでした。母が平成5年に開設した松川歯科医院は、幼い頃から私にとって身近な場所でした。院内で石膏の型を削ったり、型取り用の材料で自分の指の型を取ったりして遊んでいたものです。気づけば歯科の仕事が、生活の中に自然と溶け込んでいたのだと思います。兄も歯科医師で、父とともに南区で開業しています。私自身は子どもの頃から虫歯が多く、入れ歯以外のほぼすべての治療を患者として体験しました。だから大学で学んだとき、「あの治療にはこういう意味があったのか」と腑に落ちる感覚がありました。経験が先にあり、そこへ知識が重なっていく。そのおかげで勉強もスムーズに進められたと感じています。平成22年に『鶴見大学歯学部』を卒業後、同大学附属病院の高齢者歯科にて1年間の臨床研修を受けました。その後、港北区や青葉区の一般歯科クリニックに勤務し、乳幼児からお年寄りまで幅広い患者さんの治療に従事。平成24年から『松川歯科医院』に勤務し、その後継承。現在に至ります。

入れ歯は歯科医師自らの手で。「その人に合った一品」を届けるために

当院でひときわこだわっているのが、入れ歯の自作です。一般的には歯科技工所へ外注することが多いなか、自分自身の手で仕上げることにこだわり続けています。直接患者さんを診て口の状態を把握しているからこそ、細やかな調整ができる。その結果、喜んでいただけることも多く、平塚から口コミを聞いてお越しになった方もいるほどです。急に入れ歯をなくされた方には、1日で作製することもあります。患者さんの事情に応じて柔軟に動けるのも、自分で作っているからこそです。訪問診療の場でも同様に対応しており、できる限り短期間で仕上げることを心がけています。入れ歯づくりで同じくらい大切にしているのが、患者さんとの対話です。「少し合わない気がする」と感じていても、忙しそうな先生には言い出しにくい。そういった遠慮が積み重なると、次の来院時には傷みや不具合につながることがあります。だからこそ、本音で話してもらえる関係づくりを、診療と同じくらい大切にしています。

バイクで駆けつける訪問診療。どこへでも、できる限りの治療を

訪問診療は現在ほぼ毎日行っており、1日1〜2件のペースでお伺いしています。移動はバイクです。車が入れないような細い路地の奥でも迷わず向かえます。持参する機材は10kg以上になりますが、吸引を含め一通りの処置に対応できる内容で、往診先でも幅広い治療が可能です。医院に足を運べない方が、自宅で納得のいく治療を受けられること。その一点のために、重い機材を抱えてバイクで走ることを、ごく当たり前のこととして続けています。

赤ちゃんから障がいのある方まで。すべての人の「口の健康」に向き合う

当院を訪れる患者さんは、赤ちゃんからお年寄りまで実に幅広い年代にわたります。東寺尾は古くからの住宅と新しく建てられた家が混在するエリアで、長年通ってくださる方の隣に、小さなお子さんを連れた若いご家族が来られる。そんな地域柄が、当院の患者層にもそのまま表れています。子どもの診療で最優先にしているのは、怖がらせないことです。私自身、小学生と2歳の子を持つ親として、子どもが感じる不安を想像しながら接しています。器具を見せて、触れてもらって、何をするかを伝えてからスタートする。それだけで表情が変わる子も多く、音が苦手な方にはヘッドホンで音楽を聴きながらの診療も選べます。平成30年より『鶴見養護学校』の学校歯科医として年間約300人の健診も担っており、障がいのある方への対応にも慣れています。現在は障がい者歯科にも力を入れており、口の中のことで困っている方が安心して頼れる場所でありたいと思っています。

祖父の笑顔、地域との絆。家族を診られた訪問診療の原点

祖父がこの医院に通っていた姿を幼い頃から見ていたことが、高齢者歯科への関心の原点です。大学在学中に訪問歯科診療に興味を持ち、卒業後に高齢者歯科の臨床研修を選んだのも、その記憶があったからこそでした。そして晩年、外出が難しくなった祖父のもとへ訪問診療として伺い、入れ歯を作って治療することができました。自分の仕事が、最も身近な人の役に立てた瞬間です。高齢者歯科に携わってきて良かったと、心の底から思えました。母の代から長年通ってくださっている患者さん、親子2代・3代で来てくださる方も多くいます。そのつながりをこれからも大切に、地域の皆さんの歯の健康を支え続けたいと思っています。入れ歯でお困りの方には短期間での対応をお約束します。急な歯の痛みがある方も、まずは飛び込んでいただければできる限り診ますので、お気軽にご相談ください。

※上記記事は2026年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

松川歯科医院 松川 寛典 院長 (HIRONORI MATSUKAWA)

松川歯科医院 松川 寛典 院長 (HIRONORI MATSUKAWA)

  • 出身地:横浜市
  • 趣味:アコースティックギター
  • 好きな場所:海の見える場所
  • 好きな音楽:ビートルズ、フォークソング
  • 好きな映画:戦争もの
  • 好きな本:カーネギー、人を動かす
  • 好きな言葉:我以外皆我師

INFORMATION

電話 045-573-1182
所在地東寺尾神奈川県横浜市鶴見区東寺尾2-5-15
最寄駅生麦駅 約1.3km、大口駅 約1.6km、花月総持寺駅 約1.8km
診療時間[月・火・木・金]10:00~12:00 14:30~17:00
[土]10:00~12:00
休診日木・日・祝
診療科目 歯科 小児歯科 歯科口腔外科