粟田 裕治 院長(ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック)のインタビュー

ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック 粟田 裕治 院長

ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック 粟田 裕治 院長 (YUJI AWATA)

『日本医科大学』を卒業後、24時間・365日「断らない救急」を掲げる「川崎幸病院」にて2年間の初期臨床研修を行う。2017年より同病院の消化器内科に進み、研鑽を積み、2022年10月に開院した『ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック』の院長として着任。今に至る。(都筑ふれあいの丘駅より徒歩2分)

人の健康や命を支える仕事へ 医師を目指した原点

小学生の頃から、医療系のドラマやドキュメンタリーを見ることが好きで、漠然と「医師になりたい」というイメージを抱いていました。大学受験にあたって改めて将来を考えたとき、心に浮かんだのは、人の役に立ち、誰かの支えになれる仕事に就きたいという思いです。仕事や趣味、家族との時間など、人生にはさまざまな価値観がありますが、どれも「健康な体」や「命」があってこそ成り立つものだと思っています。その根底にある健康や命を支える仕事に、大きなやりがいを感じたことが医師を目指したきっかけです。自分の人生は自分で選び、実現していくものだと考えています。そうした思いから医学部への挑戦を決意しました。
今も「今しかできないことをやる」「可能性」という言葉を大切にしています。選択肢を広げながら、その時々だからこそできることを選んでいくことを意識しています。

救急で学んだ「医師としての基本」、そして消化器内科への道

2015年に「日本医科大学」を卒業後、初期臨床研修先には「断らない救急」を掲げる「川崎幸病院」を選びました。頭が痛い、胸が痛い、お腹が痛い、熱が出ている――。目の前の患者さんにどのように対応し、どのような病気の可能性を考え、必要な検査につなげていくのか。そうした一つひとつの判断こそが、医師としての基本であり原点だと考えたからです。
2年間の研修を終えた2017年からは、同病院の消化器内科へ進みました。胃カメラや大腸カメラによる検査・治療の専門性に魅力を感じたことに加え、消化器内科は内科の一分野でもあるため、消化器だけではなく、患者さんの体を全体的に診られる点にも惹かれたためです。周囲の先生方から指導を受けながら経験を重ね、消化器内科医として研鑽を積みました。

診療を通じて深まった、都筑区との縁

地元は川崎市麻生区です。都筑区については、センター北やセンター南、「昭和医科大学横浜市北部病院」の大学病院の近くといった場所のイメージを以前から持っていました。専門病院で高度医療に携わるだけではなく、次第に大きくなっていったのは「地域の皆さんに胃カメラや大腸カメラを受けていただき、病気の早期発見・早期治療、さらには予防につなげたい」という思いです。
そんな頃、院長を探していた当クリニックとのご縁があり、就任を決めました。着任当初は来院される方もまだ多くありませんでしたが、診療を続ける中で、少しずつ地域の方々に利用していただけるようになりました。
実際に働いてみると、都筑区は緑や公園が多く、子育て世代にとっても暮らしやすい街だと実感しています。2024年には私自身も移住し、今ではこの地域で生活しています。何か大きなきっかけがあったというよりも、仕事を通じた巡り合わせから都筑区との縁が生まれ、少しずつ深まっていったように感じています。

検査の負担と待ち時間に配慮し、地域で完結できる診療体制へ

当院の特徴は大きく3つあります。
1つ目は、胃カメラと大腸カメラを同日に受けていただけるほか、大腸ポリープが見つかればその場で切除できるなど、検査から必要な処置まで一貫して対応できる点です。さらに、検査の苦痛をできるだけ抑えて受けられることにも配慮しています。実は私自身も以前、鎮静剤を使わずに胃カメラを受けた経験があり、そのときに苦しさや異物感を実感しました。医療者にとっては日常的に行っている検査でも、患者さんにとっては慣れない経験です。そのことを忘れず、できるだけ不安や負担を減らせるよう、医師・看護師・事務スタッフともに丁寧な対応を心がけています。
2つ目は、完全予約制を取り入れ、予約枠に余裕を持たせていることです。予約時間から10~15分、長くても20分以内でお呼びできる体制を整えています。口コミでも、予約管理の良さや、スタッフの対応についてお褒めいただくことが多いです。
3つ目は、健診から診療、検査、治療までをできるだけ一つの医療機関でつなげられる「ワンストップ診療」です。健診で異常が見つかった場合、そのまま内科外来や内視鏡検査、必要な治療へとつなげることができます。また、通院が難しくなった場合には、状態に応じて訪問診療へ切り替えることも可能です。来院される方は40代、50代、60代を中心に、働き盛りの世代からシニア世代まで幅広くいらっしゃいます。近隣の方だけではなく、川崎市麻生区や横浜市緑区、旭区など、少し離れた地域から来院される方もいます。

早期発見・予防につなげるために伝えたい、大腸カメラ・胃カメラの大切さ

以前、大腸カメラを希望して来院された患者さんに、症状などを踏まえて胃カメラも一緒に行うことをご提案したところ、早期の胃がんが見つかったことがありました。その患者さんから、「先生が勧めてくれたおかげです」と言っていただいたことは、今でも強く印象に残っています。こうした経験からも、症状や年齢、これまでの検査歴などを踏まえ、必要な検査につなげていくことの大切さを感じています。
大腸ポリープの中には、良性の段階から数年かけて徐々にがん化していくものがあります。一方で、ポリープの段階では便潜血検査だけでは見つけにくい場合もあります。そのため、ポリープが見つかる機会が増えてくる40歳を過ぎた頃には、一度大腸カメラを受けることを検討していただきたいとお伝えしています。
また、腹痛や下痢、血便などの症状を繰り返している場合には、年齢にかかわらず、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患が隠れている可能性もあります。気になる症状が続いている場合には、一度ご相談いただければと思います。胃がんについても、ピロリ菌の有無を確認し、必要に応じて除菌治療などにつなげることは、将来の胃がんリスクを減らすうえで重要です。
私が目標としているのは、「都筑区で胃がんや大腸がんによって亡くなる方をゼロに近づけること」です。胃カメラや大腸カメラをこれまで受けたことがない方や、前回の検査から時間が空いている方にも、検査について考えるきっかけを持っていただければと思っています。もちろん、当院では内視鏡検査だけではなく、高血圧や脂質異常症、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、花粉症といった一般的な内科疾患から炎症性腸疾患の治療まで、地域のかかりつけ医として幅広く対応しています。



※上記記事は2026年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック 粟田 裕治 院長 (YUJI AWATA)

ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック 粟田 裕治 院長 (YUJI AWATA)

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:ゴルフ、ランニング
  • 好きな場所:沖縄、北海道
  • 好きな音楽:J-POP全般
  • 好きな映画:スターウォーズ
  • 好きな本:心を整える。
  • 好きな言葉:今しかできないことをやる/可能性

INFORMATION

ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック

電話 050-5526-5400
所在地横浜市都筑区葛が谷葛が谷10-3 エムズヒル3階、4階
最寄駅都筑ふれあいの丘駅 徒歩2分
駐車場0台 当クリニック周辺の提携駐車場(AMANO アットパーク・Dパーキング)がございます。お会計の際に受付スタッフへ駐車場ご利用の旨をお伝えください。1時間分のチケットをお渡しいたします。
診療時間[月曜〜土曜]9:00〜12:00 14:00〜17:00
※土曜診療は内視鏡のみ。かつ第2土曜・第4土曜のみとなります。
休診日日曜・祝日
支払方法現金・クレジットカード・電子マネー
Web https://fureai.cmg.or.jp/
SNS
診療科目 内科 内視鏡内科 健診・検診
特徴 ●大腸内視鏡検査(大腸カメラ)●胃内視鏡検査(胃カメラ)●内科●健康診断●腹部超音波(エコー)検査●男性・女性医師在籍●予約制●内視鏡検査土曜診療可能●企業健診●個人健診●訪問診療●胃腸のトラブル●難病指定医●潰瘍性大腸炎●クローン病●睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査●高血圧●糖尿病●高脂血症●神奈川県肝臓専門医療機関●WEB予約●LINE予約24時間予約可能●駅から徒歩2分