百々 秀心 院長 & 馬場 直子 先生 & 羽田 紘子 先生 & 百々悠介 先生(こどもの木クリニック)のインタビュー

こどもの木クリニック 百々 秀心 院長 & 馬場 直子 先生 & 羽田 紘子 先生 & 百々悠介 先生

こどもの木クリニック 百々 秀心 院長 & 馬場 直子 先生 & 羽田 紘子 先生 & 百々悠介 先生 (DODO HIDEMI&BABA NAOKO&HADA HIROKO&DODO YUSUKE)

百々 秀心 院長
東京医科大学小児科学大学院卒業後カナダやアメリカなどの病院に勤め、30年以上にわたり「日本小児科学会認定 小児科専門医」の経験を積み、『こどもの木クリニック』を開業
馬場 直子 先生
小児皮膚科医で30年以上の経験を積み、皮膚科を専門に
羽田 紘子 先生
医師となって約20年間のうち5年間は小児科、その後は児童精神科を専門として診療に携わる
百々悠介 先生
整形外科医として国内外で外傷治療や脊椎手術などの経験を重ね、日本整形外科学会専門医・医学博士として整形外科外来を担当

子どもの「心」と「体」を支える場所でありたい

当院は、地域のかかりつけ医として、お子さんの健やかな成長を支える小児科クリニックです。風邪や発熱、咳、鼻水などの感染症のほか、お腹の不調や皮膚のトラブルなど、日々の生活の中でよく見られる症状を幅広く診ています。また、乳幼児健診や予防接種にも対応し、成長や発達に関するご相談もお受けしています。私自身が国内外の専門医療機関で小児の循環器疾患を診てきた経験を生かし、心雑音や動悸、先天性心疾患などに関するご相談にも対応できるよう、小児循環器の専門外来も設けています。また、開院後、次第に増えてきたのが「こころの不調」に関するご相談です。そうしたお子さんとご家族をしっかり支えていくため、児童精神科を専門とする羽田紘子先生に外来を担当していただいています。さらに、お子さんに多く見られる皮膚のトラブルに対しては、神奈川県立こども医療センターで皮膚科医長・部長を長年務められた馬場直子先生に診療をお願いしています。そして開業20周年の今年から整形外科も加わり、骨折などのけがや首・腰の痛み、骨粗鬆症など子供から大人まで幅広く診療しています。それぞれの分野に精通した医師が連携し、心と体の健康を総合的に支えていけることが当院の大きな特徴です。

一人ひとりに必要な治療へ、スムーズにつなげるために

子どもは、ほんの少しの時間でも体調や気分が大きく変わることがあります。だからこそ、一度の診察だけで判断するのではなく、経過を連日、あるいは午前・午後に分けて診察することもあります。たとえば風邪の症状や腹痛、嘔吐、下痢などの所見でも、胸の音の変化、呼吸の状態、酸素の数値、熱の上がり方、腸の動き方など、一つひとつのサインを注意深く見ていきます。そして、ほかの病気が隠れていないかという視点も持ちながら診療を進めています。必要に応じてレントゲン検査、超音波検査や血液検査などを行い、気管支炎や肺炎といった呼吸器疾患や虫垂炎、腸閉塞などの消化器疾患などを診断します。院内での対応が難しい場合には、専門医療機関と連携します。

地域のクリニックでできることと専門医療機関で行うべきことを見極めながら、必要な医療へスムーズにつなげることを大切にしています。心の不調についても、その背景には発達の特性や家庭・学校での環境が関係していることがあります。だからこそ、体と心の両面から丁寧に向き合えるクリニックでありたいと考えています。児童精神科や皮膚科、整形外科を設けてきたことも、地域の皆さんから寄せられるさまざまな声に応えてきた結果です。「困ったときに自然に相談できる場所でありたい」という思いが、今のクリニックの形になりました。

児童精神科をもっと身近に、そんな願いから始まりました

児童精神科というと、「特別なこと」「大きな病院に行かないといけない」という印象をお持ちの方が多いかもしれません。クリニックで児童精神科を開設する以前から、気軽に相談できる専門医が限られていることに課題を感じていました。そこで羽田先生と一緒に児童精神科を立ち上げました。当院では3人の心理士が、WISC-IVや新版K式発達検査などの心理・発達検査を用いた客観的な評価を行っています。また、初診時には十分な時間を設け、診察の前に専門知識を持つ看護師が保護者の方のお話を丁寧に伺うようにしています。
私たちが本当に大切にしているのは、「からだ」だけでなく「こころ」にも目を向けることです。近年、発達の特性や不登校、情緒の不安定さなど、子どもたちの心の問題について悩むご家庭は少なくありません。「話を聞いてもらえる場所があってよかった」と言っていただけることは、私たちにとっても大きな喜びです。「困ってから」ではなく、「ちょっと気になる」という段階からハードルなく相談していただけることを心がけています。お子さん自身の得意・不得意に気づくことが、その子が「自分らしく」生きる第一歩になると考えています。

「皮膚」から、子どもの健やかな成長を支える

子どもの皮膚は大人に比べてデリケートで、さまざまなトラブルが起こりやすいものです。当院では、30年以上にわたり神奈川県立こども医療センターで小児皮膚科医として活躍してきた馬場直子先生が、その専門性を生かした診療を担っています。特に大切にしているのが、アトピー性皮膚炎の早期からの適切な治療です。アトピー性皮膚炎は、喘息やアレルギー性鼻炎などへと続く「アレルギーマーチ」との関連も知られており、早期から適切に治療していくことが大切です。見た目の症状が落ち着いていても、炎症が十分に改善していないことがあります。そのため、症状を確認しながら、薬の使い方や減らしていくタイミングまで丁寧に判断しています。多汗症をはじめ、さまざまな皮膚トラブルについても新しい治療法が登場しています。子どもたちが毎日を快適に過ごせるよう、新しい知見も取り入れながら診療を行っています。

 

自身のケガを原点に、臨床と研究の両面から整形外科医療に向き合う


私は小学2年生までカナダのトロントやアメリカのロサンゼルスで育ち、帰国後は都筑区・青葉区で過ごしました。幼い頃にカナダで始めたアイスホッケーでは、骨折や靭帯損傷など、何度もけがを経験しました。大怪我を何度も経験したことが、整形外科医を志すきっかけになりました。
整形外科医として国内外の医療機関で研鑽を積み、骨折などの外傷治療に加え、特に脊椎疾患の診療・手術に携わり骨粗鬆症などの臨床研究に取り組んでいます。また、日本スポーツ協会公認スポーツドクターの資格も生かし、トライアスロンやセーリング、アイスホッケーなどの大会ドクターも務めています。そして、アメリカ海軍病院横須賀での研修や、ニューヨークでの研究留学経験を生かして英語での診療も対応しています。昭和医科大学藤が丘病院で診療や後輩の指導に携わりながら、より良い整形外科治療について考え続けています。

子どものけがから、大人の脊椎疾患・骨粗鬆症まで


首・肩・腰の痛みや手足のしびれ、転倒やスポーツによるけがなど、幅広い整形外科疾患を診ています。お子さんでは、肘内障や学校健診で指摘された側弯症、成長期に多いオスグッド病や腰椎分離症、首が傾いたまま動かしにくくなる環軸椎回旋位固定などにも対応しています。
大人の方では、腰痛や首の痛み、手足のしびれなどに加え、骨粗鬆症の診療にも力を入れています。骨粗鬆症は自覚症状がないまま進行し、転倒などをきっかけに骨折して初めて気づくこともあります。これまでの骨折歴やレントゲン検査、採血による骨代謝マーカーなどを確認し、年齢や骨折リスクなども考慮しながら、必要な検査をご提案します。治療が必要な場合には、生活・栄養面のアドバイスから内服薬、注射薬まで、患者さんの状態に応じた治療を行います。人生100年時代ですから、できるだけ長く元気に、最後まで自分らしく生きることをサポートさせてもらえたらと思っています。

それぞれの専門性を生かしながら、家族を支えるクリニックへ

当院では、一般小児科、小児循環器、児童精神科、皮膚科、整形外科と、それぞれの分野を専門とする医師が診療に携わっています。一見よくある症状でも、それぞれの専門的な視点が加わることで、一つの症状だけでは見えにくかった課題に気づけることがあります。また、診察の中での何気ない会話から、最初に相談された症状とは異なる悩みや不安が見えてくることもあります。お子さんやご家族とのコミュニケーションを大切にし、いきなり大学病院などの専門医療機関を受診することにハードルを感じる方も、子育ての中で感じるちょっとした不安も、気軽に相談していただける場所でありたいと考えています。これからも、体と心の両面からお子さんとご家族を支え、「来てよかった」と思っていただけるクリニックを目指していきます。



※上記記事は2025年10月に取材、2026年9月に再取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

こどもの木クリニック 百々 秀心 院長 & 馬場 直子 先生 & 羽田 紘子 先生 & 百々悠介 先生 (DODO HIDEMI&BABA NAOKO&HADA HIROKO&DODO YUSUKE)

こどもの木クリニック 百々 秀心 院長 & 馬場 直子 先生 & 羽田 紘子 先生 & 百々悠介 先生 (DODO HIDEMI&BABA NAOKO&HADA HIROKO&DODO YUSUKE)

  • 出身地:[院長]新潟県 [馬場]滋賀県[羽田]東京都[悠介]トロント/カナダ
  • 趣味:[院長]読書[馬場]読書、低い山歩き[羽田]愛犬との散歩[悠介]アイスホッケー・マグロ釣り
  • 好きな本:[院長]Grit [馬場]三国志、炎の門[羽田]ぼくを探しに[悠介]吉田修一の作品
  • 好きな映画:[院長]Sally[馬場]ショーシャンクの空に[羽田]レナードの朝[悠介]『国宝』
  • 座右の銘:[院長]継続は力なり [馬場]我以外みな我が師
  • 好きな音楽:[院長]小田和正 [馬場]オフコース(小田和正)の歌[悠介]松任谷由実
  • 好きな観光地:[院長]イタリア[馬場]メルボルン[羽田]伊豆[悠介]トカラ列島

INFORMATION

電話 045-947-1888
所在地横浜市都筑区荏田南3-1-7
最寄駅都筑ふれあいの丘駅 約1.5km、江田駅 約1.6km、市が尾駅 約1.7km
駐車場14台 クリニック横に7台分、クリニックの裏道路斜め前の駐車場に7台停められます。
診療時間一般診療
[月曜、火曜、木曜、金曜]9:30~12:15 15:30~18:30
[土曜]9:30~13:00

整形外科外来【大人の方も受診できます】
[金曜] 9:00~12:15 ※15:00~18:00
※第1、3週のみ

皮膚科専門外来【大人の方も受診できます】
[月曜、木曜]10:00~12:00 14:30~18:00

予防接種外来
[月曜、火曜、木曜、金曜]9:00~9:30 15:00~15:30
[土曜]9:00~9:30

乳児健診外来
[月曜、火曜、木曜、金曜]15:00~15:30

こころの外来
[金曜]15:00~18:00
[土曜]9:30~13:00

心臓外来
[月曜、火曜、木曜、金曜]14:30~15:00
休診日水曜・土曜午後・日曜・祝日
支払方法現金
Web https://www.kodomonoki-clinic.com/
診療科目 小児科 整形外科 皮膚科 児童精神科 小児整形外科
特徴 一般診療●予防接種●乳児検診●整形外科(大人の方も受診可)●小児皮膚科(大人の方も受診可)●児童精神科●発達障害●小児かかりつけ診療料●駐車場が多い●英語対応可能